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ほととぎす…

うろ覚えで好きな詩、百人一首のひとつを書いてみた。

ほととぎす 
鳴きつる方を
眺むれば
ただありあけの
月ぞかかるる


正解は…

ほととぎす 
鳴きつる方を
ながむれば
ただ有明の
月ぞ残れる

でした。

後徳大寺左大臣 作

夜明けのまだ暗い時間に鳴くことが多かったほととぎす。ようやくその声を聴くことができた喜び。

カメラのシャッターに収めることができなかった対象。振り返るとそれはいない。そこに残る、ふとした余韻。

ひとつ、真似して詩を考えてみました。

夏花火
カメラのシャッター
切るころは
ただ夕闇の
空ぞ残れる






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