毎年9月、仲間たちと地元の事故慰霊碑の清掃活動を行っています。 この活動は昔からの恒例行事ではありません。過去の出来事に向き合い、先人たちの想いや努力に感謝する大切な時間です。 過去を忘れず、その想いを次の世代へ受け継いでいくことが、未来を守るための大切な一歩だと信じています。 慰霊碑の清掃活動とはまずは、事故慰霊碑である「木ノ俣隧道殉難者供養塔」の建つ場所には、かつて那須疏水の水を農地へとつなぐ「木ノ俣隧道」という水路トンネルがありました。 しかし、昭和41年6月に
未来の子どもたちに、地域の美しい風景を受け継いでいくために、今私たちができることは何でしょうか。 那須野が原のみならず、多くの地域で「持続可能な地域づくり」が重要な課題となっています。 今回は、持続可能な地域づくりを実現するために、私たちがこれからどのような取り組みを進めていくべきか、また地元企業に課された役割について、お話ししたいと思います。 エネルギーから始まる地域産業創出 “持続可能な地域づくりの実現”を叶えるには、再生可能エネルギー(以下再エネ)開発と導入が必
こんにちは。鈴木電機株式会社および那須野ヶ原みらい電力株式会社代表取締役社長の鈴木大介です。 私は祖父が創業した鈴木電機の三代目として、設備工事・電気工事を主とした事業を展開するとともに、2022年に設立した那須野ヶ原みらい電力の運営、そして那須地域の水源林を守る活動を行うNPO法人「1000年の森を育てるみんなの会」の代表をしています。 「なぜこんなにたくさんの活動をしているの?」と聞かれることも多いのですが、それはひとえに「持続可能な地域づくりの実現」というビジョンを