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メダカの観察③

2024/7/5のIR+ワラント砲は少し予想外でしたw
資金調達先はソフトバンク希望でしたので残念です。
情報をまとめました。

今回開示された事業情報は以下の4点
1、株式会社エムの子会社化及び運送事業の開始
2、運送業務DX化システム開発
3、データセンター事業の開始
4、積極的なM&A

  1. エム子会社化+運送事業の開始の目的

    1. 運送事業の箱であり、業務DX化システム開発の箱である。

    2. 実務は行っていない可能性があり、
      ワークステーションが請け負っていると思われる。

    3. 運送事業を営んでいる会社のM&A

  2. 運送業務DX化システム開発

    1. ユーザー(顧客)である運送事業者の為の効果的なシステム開発

    2. 運送事業者が抱える課題やノウハウの蓄積

    3. AIの技術を活用して、運送事業者におけるバックオフィス業務のDX化

    4. トラック積載効率向上を実現するためのシステムの開発

    5. 物流業界が抱える課題の解決に取り組む

  3. データーセンター事業の開始の目的

    1. 国内のデータ計算能力需要の増加を見越した先行投資
      (オラクル、マイクロソフト、アマゾンなども日本のデーターサーバー事業に積極投資)

    2. 高性能GPUサーバーを導入しデータセンターの運営
      (AItechsloutions Supreme G11)ブロックバリュー社製

    3. 我が国におけるデータ計算能力の確保と増強

  4. 積極的なM&Aの目的

    1. AI関連事業の拡大のためのM&A

    2. 当該事業とシナジーを発揮できる投資対効果の高い案件へのM&A

  • 調達資金の使途(合計13億3000万円)

    1. 株式会社エム買収資金(2200万円)

    2. データセンター開設資金(1600万円)
      データセンター事業の開始に伴い

      1. 既存データセンター内のレンタルスペースに弊社サーバーを設置するための費用

      2. GPUサーバー設置用コンテナの購入代金

      3. コンテナを設置する土地を賃借するための初期費用。

    3. GPUサーバー購入資金(2億2000万円)
      新たに開設するデータセンターに設置する高性能GPUサーバーの購入代金。

    4. 運送業務DX化システム開発資金(7200万円)
      2025年7月までに開発を予定している、運送業界における勤怠管理・運行管理・法定書類作成業務のDX、荷主と運送業者とのマッチング支援機能を搭載したシステムの開発資金。

    5. M&A資金(10億500万円)
      積極的にM&Aや新規事業展開を推進しており、AI関連事業の拡大のため、当該事業とシナジーを発揮できる投資対効果の高いM&A案件を積極的に検討している。2024年10月から2025 年7月にかけてM&Aに要する費用に充当する予定。

■今後の予想
今回の物流2024年問題対策に加え、少子高齢化にともなう労働人口減少の2030年問題の解決、中小企業の事業承継問題、起業化支援を行っていくと考えています。
新たに空家問題もあるのではないかと考えていますが調査中です。

■思惑
①「日本ヒューマンキャピタル」と業務提携
起業家を募り、セミナーなどを行い囲い込み、ユーザー(顧客)である起業家・事業承継先の課題やノウハウを蓄積しAI技術を活用して会社運営のためのサポート生成AIシステムの開発・業務のDX化をAIテックと運送系の事業承継はエムが請け負うと予想しています。
日本における事業承継が抱える課題の解決に取り組む

国が支援強化している事業承継、起業、AIとIT導入の補助金、助成金などを大いに活用し起業家・事業承継支援AI開発GPUサーバーセット販売していくと予想しています。

③「コマースブレイン」と業務提携
起業家・スタートアップ企業などのオフィスの紹介斡旋などを行うと予想しています。(スタートアップ企業は成長速度が早いのでオフィスの移転も2~3年ほどと早い)

④運送会社「ワークステーション」と業務提携
すでにエムの実務を行っていると思われる。

⑤人材派遣会社「エヌズスタッフサービス」と業務提携
 スタートアップや起業、事業承継先へ人材紹介を行うと予想しています。

⑥トラックのリースバック事業開始(実務はワークステーション)

モビブックポイントを利用した記事生成AI利用サービスの開始

■その他 希望的思惑
⑧AI特化起業支援会社「DEEPCORE」と業務提携
⑨ソフトバンクから業務資金提携
⑩Q&Aサイト運営「オウケイウェイヴ」と業務提携
⑪エスケイビル建材がコマースブレインと連携し空家問題の解決に取り組むかもしれません。

■現在、「日本キューマンキャピタル」植木秀憲氏はトンピン氏とエスポアの経営体質改善のために奮闘中。
解決後は、トンピン氏がフォーサイドに登場もないとは言いきれません。
植木氏も元々はJトラスト、アークHD、エスポア系の人物ですが現在は絶縁状態。(2024/6月末アークヒューマンキャピタルから日本ヒューマンキャピタルに社名変更しアークHDから脱退)
憶測ですがフォーサイドもエスポアと同様Jトラスト系の人物が代表者に在籍しておりフォーサイドも体質改善が必要であり大島氏は画策しているのかもしれません。

■DEEPCORE関連はAICEとDEEPCOREのオフィスフロアが同じであり、また仁木勝雅氏と大島氏は広島県が同郷のため顔見知りではあると思いますが現状直接の接点が確認出来ていません。
DEEPCOREはAI特化ベンシャーキャピタルでありソフトバンク100%子会社なのでAI企業家案件があったとしてもフォーサイドに転がり込んでくる可能性は限りなく低いと思いますが私の希望も含めて業務提携して欲しいと思っています。
またそのつながりでソフトバンク孫正義・DEEPCOREアドバイザーの孫泰蔵(孫正義の実弟)がフォーサイドと関係を持ってもらえると少しだけ期待したいです。


(2024/7/5 IR)
株式会社エムの株式取得、新たな事業の開始、-第三者割当による第11回新株予約権(行使価額修正条項付)、第1回無担保社債の発行、新株予約権の買取契約の締結.pdf (forside.co.jp)
第11回新株予約権及び第1回無担保普通社債の発行に関する補足説明資料.pdf (forside.co.jp)


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