⚜️大佐のKMF解説⚜️

💠アレクサンダ💠

コードギアス 反逆のルルーシュの外伝作にあたる、亡国のアキトに登場するKMF
今回はその1号機であるtype1を解説していく

1.機体概要

型式番号:W0X
所属:ヨーロピア共和国連合(E.U.)
分類:第7世代相当KMF
全高:4.39m
重量:6.73t
推進機関:ランドスピナー

E.U.軍で開発された新型試作機。細い四肢と白いカラーリングが特徴で、機体性能は第七世代に相当
E.U.の現行主力機であるパンツァー・フンメルとは異なり、人型に近くコクピットが背面にあるなど全体的にブリタニア製KMFに近いシルエットを持つ。
軽量化と高性能フレームの採用によってブリタニア製KMFを圧倒する程の非常に高い機動性を獲得しており、格闘戦向きの機体にとなっている。反面、火力や決定力の面では平均的なKMFの域を出ていないため、乗り手の操縦技能に大きく依存している。通常の人型形態《ファイターモード》でもランドスピナーを用い高い機動力を発揮可能。 また、高速移動時には被弾率を下げるため姿勢を下げた多脚形態《インセクト・モード》への変形機構を有しており、市街地や森林などを変形して高速かつ立体的な動きが可能
こういった複数の形態を十全に操るには通常の操縦系だけでは困難であるためニューロデバイスによる補助が欠かせない。背面のコクピットブロックはボディからの分離が容易な構造になっているが、ブリタニア系に見られるような射出式の緊急脱出装置は搭載されていない。
一応衝撃吸収用のバルーンなどは内蔵されているものの、機体自体が行動不能に陥った場合パイロットは自力で脱出する必要がある。また、ヴァイスボルフ城基地に設置されている超長距離輸送機(通称「アポロンの馬車」)と呼ばれるロケットに機体を格納することで地球上のほとんどの場所にアレクサンダ部隊を送り込むことが可能となっている(インセクト・モードはこの輸送の際機体を格納するための形態でもある)。
尚この超長距離輸送のプロセスには高高度からの単独降下が必要で、背面にハングライダーのような折り畳み式のウイングを取り付けることが可能となっている。
この翼を広げた姿が正に翼竜のようであり、部隊名ともなっている。
 開発者はwZERO部隊所属のアンナ・クレマンであり、本機は同部隊の専用機として試験的に運用されている。 運用にあたって得られたデータを元にその都度改良が加えられており、バリエーションやパーソナル機も造られている。


アレクサンダの初期型であるtype1は主人公であるヒュウガ アキトのKMFで、 額の細い赤十字と大きなデュアルアイが特徴。 ジャッジメントによる中距離射撃とトンファーを用いた近接格闘を行う。 それなりの数が用意されていたが一章冒頭でアキト機以外が失われてしまった為、以降はアキトの実質的な専用機として扱われている。アキト機が《ブレインレイドシステム》を発動した際にはフェイスマスクが開きその下にあるもう一つの赤いマスクを見せる。初陣で数多の敵KMFを破壊、そのあまりの強さから敵陣営からハンニバルの亡霊と呼ばれ、畏怖された。その後Type-02やドローンと共に降下作戦に投入されアシュラ隊と交戦。 BRSを発動しこれを圧倒しアシュレイのグロースターを追い詰めたが、ヴェルキンゲトリクスによって手足を切断され戦闘不能となる。機体は回収・修復されガリア・グランデ襲撃に参加。フェイス部分を破損しながらもアシュレイのアフラマズダを撃破した。 しかし新世代のKMFが続々と戦場に投入された為、現在の機体性能では太刀打ち出来なくなりつつあった為、最終章ではリベルテへ改修され、これにより機体性能が大幅に向上した。


2.搭載兵器

🗡ジャッジメント

KMF用のリニアアサルトライフル。連射可能で高速移動しながらでも攻撃できる。
任意で弾種の変更が可能。 コクピットブロックの横のサブアームにマウントでき、インセクト・モード時も移動しつつ射撃を行える。

🗡対KMF戦用トンファー

前腕部に折りたたまれている格闘用武器。先端にニードルが仕込まれており90°折り曲げて打撃と共に突き刺せるようになっている。 アキトは敵機を連続で殴打し破壊する。

🗡ウルナエッジ

手首に仕込まれたナイフ
格闘攻撃に合わせることでKMFの装甲を貫けるだけの切れ味を発揮する。

🗡ブレインレイドシステム(BRS)

アレクサンダのパイロットの精神を拡張するシステム。機体制御を補助するため操縦者に埋め込まれたニューロデバイスが脳波を読み取り数値化、操縦者の意志を機体にダイレクトに反映させる。 ある程度までなら操縦桿やボタンなどを使わなくても思考するだけで機体を操作することが可能。
 一方で操縦者同士の脳波をリンクさせることがあり親機のパイロットの精神で子機のパイロットの精神を浸食し操ってしまうこともある。
これに関しては誰にでも起こるものではなくパイロット間の相性も関係しているようだが、詳細は不明。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?