小山次郎『ラテン語と英語』(文芸社、2005年)

前回の投稿時より1年以上経っているのでリハビリとして本の感想を上げたい。

ずいぶんと説明を簡略化していることが分かる。第1変化名詞から第5変化名詞までの違いについては言及を避けたり何語尾型かという説明を省略したり分詞の説明について簡略化したりしている。

こうやって簡略化しているおかげでラテン語の「枝葉末節」が取り除かれて、まあまあ頭に入りやすい。

でも欠点としてはあくまで英語を理解しやすくするための必要最小限度の解説に留めているから不完全燃焼状態である。

32頁で早々に解説を切り上げてその後ずらずらっと単語を。列挙している。単語が英語かラテン語かも区別しないで挙げてある。正直ゲンナリだ。


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