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韓国に世界中から韓人が集まる日

韓国が海外養子縁組大国だったことは前回の記事で触れました。

입양인、イビャギン〜養子縁組

海外にはたくさんの韓人養子がいて、韓国政府は彼らをルーツである韓国へ招待する行事を毎年行なっています。それが世界韓人養子協会の「Gathering」です。

세계 한인 입양인 협회、セケ ハニン イビャギン ヒョプェ〜世界韓人養子縁組協会(IKAA、International Korean Adoptee Associations) https://ikaa.org/

ちなみにGathering2019では、15を超える国から500人以上の韓人がソウルに集まったそうです。7日間のプログラムで参加者同士、交流した様子ですが興味深いセッションがありました。それは「LGBTQ +ディスカッション

海外養子縁組は、人種的家族的な帰属だけでなく、両親や自身がゲイであった場合は性的なアイデンティティでも悩んでしまうこともあるでしょう。そして精神的、肉体的、感情的な健康を得るためにどんな苦労や努力、交流があったのか知りたいと思いました。

このセッションのファシリエーターはMinMatsonRyanGustafssonだそうです。Ryanは、オーストラリアのメルボルン大学で教鞭をとっている哲学者で本も出している様子。一度読んでみたいですね。

Philosophies of Difference: Nature, Racism, and Sexuate Difference
〜RyanGustafsson編

日韓はいろいろありますけど、母国を誇りに思えるように海外同胞を大切にする姿勢は日本人も見習いたいところ。現地と同化する努力をして日本を振り返らない移住者、海外移住者への日本国の無関心、それぞれは排他的な日本人の性格から来るのでしょうか。



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