不明の砦の詳細は?
中国の山西省の「奇妙な城」のことをSNSの動画で知った。
この城については、現在のところ何もわからない、という状態だという。
現在判明していることは、ここがかつて山賊の襲撃から身をひそめるために使われていたこと。
第二次世界大戦、日本軍から逃れるためにも使用されていた。
昔はこのメサの両側に洞窟住居があり、人や動物が住んでいた。
(写真を見ると、確かに横腹に穴が開いていることがわかる)
この洞窟住居は長年の風雨に曝されて完全に朽ちてしまった。
すぐ隣にも同様のメサがあるが、このメサとの間に木の板を張り、往来が可能だった。
上記が現在解っていることだが、これらは近隣の住民への取材で判明していることであり、少なくともここ数十年の事柄に過ぎない。
間違いなく100年前から存在しているようだが、果たしていつ誰がこの城を築城したのかは、まったくわかっていない。
言ってしまえば、城、として認識してはいるが、建設当時は全く違ったかもしれない。
よく見ると、メサの上には何か地面に「仕切り」のようなものも見える。
最初、これは建造物の基礎が残っているのではないか、とも思ったが、海外のスレッドには「これは農業用地の跡だ」との意見があり、わからなくなった。
ただ、こうしたメサ上には城や砦が築かれることもある。
日本にもこうした台地に城が築かれることがあり、一概に農業用地とは言い難いと思う。
この城、大きく見えるものの、実際には100メートルちょっとと巨大とまでは言えない。
この微妙な大きさ故に、果たしてメサ上に建造物があったのかどうか、というのがわからなくなってくる。
個人的には何かしらの施設がったと思いたいが・・・。
この城址の後日譚を待ちたいと思う。
このテキストの映像版をYOUTUBEにアップロードしました。
特に内容に変化はありませんが、宜しければご覧ください。
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