真希波マリはなぜ失敗したキャラになったのか?
さあ久々にエヴァ関係の記事を書きました。
また何かやらかす気がプンプンしてきたので、できることはすぐやる僕ちゃんということで今回の話題は「真希波マリはなぜ失敗したキャラクターしたのか」について語ってみようかと思う。
ちょっと待ってなぜ失敗したといえるんだ?と思いになった方多いのではないでしょうか。
エヴァは終わったんだ。
と言いたいのではないかな?
実は違うんだなこれが…。
また性懲りもなく実は去年の10月に白猫プロジェクトというソシャゲとエヴァのコラボ企画をやっていたのだ。
ここでよせばいいのになんと白猫プロジェクトはマリを最強キャラとして調整をしてしまったのだ。
流石にこれは長年やっていたファンからブーイングがきてしまい、下方修正されてしまったそうである。
ちなみにそんな白猫とエヴァのコラボは大失敗に終わってしまった。
まあ、もう何を言いたいかわかるでしょう。
この失敗はおそらくマリにあるといっても過言ではないでしょう。
恐らくそれはエヴァ関係者もわかっているので、エヴァストアでちびアスカ(笑)の商品を展開しているわけですね。
なんだかんだいってマリよりもアスカ、マリよりもカヲル、さらにいうと綾波なのだ。
元々大して人気のないキャラをゴリ推ししてもそりゃ人気はでねーだろw
まあ何が言いたいかというと、真希波マリは失敗したのである。
ではそんな真希波マリはなぜ失敗したキャラクターに終わったのか・・・まぁわかりやすくいいましょう。
それは一番嫌われる「最強系+トリックスター」というキャラクターにしてしまったということである。
要するに達観めいた感じで余裕ぶってなんらみていて面白みがない、一言で言うとダメな二次創作に出てくるオリキャラそのものなのである。
マリはこれをなんとやってしまったのだ。
おお、庵野秀明よあなたが二次創作レベルに堕ちてどうするんだ?(苦笑)
さあ、最強系キャラクターというのは世界中で多くいますがそのどれもがアンチが湧く者と湧かない者で多く分かれることがしばしばある。
では湧かない最強系キャラとはいったいなんでしょうか。
わかりやすくいえば空条承太郎ですね。
高校生ながら身長190超でマッチョおまけに性格は寡黙なタフガイ、やれやれだぜが口癖だけど仲間をそういいながら助ける姿はなんだかんだでかっちょいいのだ。
まさに最強系主人公の原点にして頂点といえるだろう。
さらに承太郎のいいところは結構相手に苦戦することがしばしばあったところがあげられるだろう。
そういうところも憎めないのが承太郎の素晴らしいところといって過言ではないだろう。
じゃあ別の最強系で愛されるキャラとはなんでしょう。
そう、あの元祖ヒーローであるスーパーマンだ。
スーパーマンはそのスペックだけなら宇宙破壊級のヴィランとも真正面で立ち向かえる堂々たるカタログスペックを持っている。
そしてその謙虚で気さくな性格はまさにアメリカの明るい部分を映し描いた究極のヒーローであり、最強系ヒーローなのだ。
だが、そんなスーパーマンでも間違いを犯すことはしばしばある。
例えば世界中の飢餓に苦しむ人々に自分が作った作物を与えに行こうとするがその際に国境を黙って超えてしまうという凡ミスをしてしまい、食料をミサイルで落とされ無駄にするという話もある。
だが、そこがスーパーマンらしいオールアメリカン的な部分ともいえるだろう。
さあ、庵野秀明さん?もうわかりますか?
彼らは最強系と言いましたが、間違いを犯し失敗を起こす。
そして常に余裕だぜという感じではいていないのです。
「やれやれだぜ」と余裕ぶっかましながら血反吐を吐いて努力し失敗する、真剣に物事に向き合い勝負し、傷つき成長するのです。
その普遍性には多くの人々が感情移入して本当の英雄になってしまうわけですね。
マリはその点どうでしょう?
親友アスカが目の前でやられても「アスカー」と叫ぶだけでうろたえない、傷つかない、やられない、最後は主人公をゲットする。
まあこんなひどいキャラ人気が出ると思いますか?
そりゃモヨコも「こんなキャラと重ね合わせるの勘弁」っていうに決まってるよ。
だってこんなクソキャラ好きになれないもん。
庵野さんはそういうのを「ガキくさい」といってバカにしてるんでしょうけど、そのガキくさいことを真正面からぶつかってやってる「鬼滅の刃」はシンエヴァなんかより大ヒットしましたよね?
どうせ?そういうの作れないから逃げちゃったんでしょ?アハハ
まあそれはさておいて、マリはまあ今後どうあがいても人気がでることはないでしょう。
それがシンジ君とデキちゃった「シンエヴァ」がある以上もうエヴァは商売の発展は見込めないでしょう。
恐らくカラーはあと10年はエヴァで商売なんて思ってるんだろうけど、もう無理ですよ。あきらめましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?