オーガベルトvs輝くボディーベルト

こちらのTweetとそのリプライからとてもいい議論がされていたので、
以前から書きたかったことを記事にしてみました。
装備品の能力であるHP回復(HPR)と重量ボーナスは、
数値的に比較することができます。

長いですし計算ばかりなので先に結論を書いておきますと、
オーガベルトの勝ちです。
リネージュMにおいて、HP回復はとても弱い能力です。

以下、計算です。
赤POTは重量3.51で回復量30程度です。
HPの自然回復は8秒おきに発生します。
オーガベルトは重量ボーナスを+1000してくれます。
輝くボディーベルトのHP回復は2です。

重量50%以下で狩りをするものとすると、
オーガベルトの効果で重量500までの赤POTを余分に持つことができます。
赤POT 142個分(=500/3.51)です。
142個の赤POTによるHP回復量は4260です。
オーガベルトを装備するとHPが4260底上げされます。

オーガベルトの代わりに輝くボディーベルトを装備する場合、
4260のHP回復が発生するまでにかかる時間は
4260/2*8=17040秒=4時間44分です。

つまり補給をせずに4時間44分以上狩りをすると、
輝くボディーベルトはオーガベルトの性能を上回ります。

さて、この結果をどう扱えばよいのでしょうか。
プレイスタイル次第にはなりますが、
4時間44分で赤POTが尽きるような狩場というのは、私には思いつきません。
楽な狩場は半永久的に滞在できますし、
POTを使いながら戦う狩場では概ね滞在時間が30分から90分程度です。

また、上記の計算は非常にオーガベルトに不利な条件で書きました。
ルームティスの青イヤリングは未強化の状態でも1
0%ほどPOTの回復量を増やしてくれます。
重量50%を超える赤POTを持ち込めば
オーガベルトの優位性はさらに上がります。

まとめると、
「輝くボディーベルトは確かに長時間滞在することで
オーガベルトよりも性能が高くなるが、
長時間すぎて現実的にはオーガベルトに勝てない」
が私の結論です。

赤POTを自動使用できるリネージュMにおいて、
HP回復(HPR)は非常に弱いステータスなのです。

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