詩誌 GATE

2007年、塚本、柴原、福田により創刊。2008年、生駒参加。2010年、大隅参加(現…

詩誌 GATE

2007年、塚本、柴原、福田により創刊。2008年、生駒参加。2010年、大隅参加(現在休会中)。2015年、青木参加。2019年、加藤参加。毎回読書会を開く、テーマを設け競作をする、原稿段階での合評を行う、ゲストを迎える、持ち回りでエッセイを書くことを詩誌の骨格とする。

マガジン

  • GATE活動報告

    基本的には年2回、読書会とプレ合評会を行い、同人誌を2冊発行しています。その他、茨城詩人協会メンバーとしての活動や賞の選考委員などを、各々。報告してまいります。

  • GATE同人たちの書評

    いただいた詩集や詩誌をはじめ、おすすめの詩作品などを、GATE同人たちがもちまわりでご紹介していきます。不定期です(苦笑)。ご容赦ください。

  • 詩誌GATEバックナンバー

    2007年10月20日に、記念すべき第01号を発行。以来、年に2冊発行し続けています。少しずつではありますが、すべてのバックナンバーを掲載していきます。ぜひご覧ください。

最近の記事

詩誌「GATE」プレ合評会。11月14日、開催。

スコンと気持ちのいい秋晴れの日。2021年11月14日(日)、18時より、詩誌「GATE」第33回のプレ合評会を開きました。コロナも落ち着いたタイミングとなり、塚本さん宅にて、柴原さん、福田さん、生駒さん、加藤が集まりました。生駒さんは時間を勘違いして16時過ぎには到着していたそう(笑)。青木さんと金水さんは遠方ということもあり、引き続きzoomにて参加となりました。 前日に送られてきた作品を、各自、目を通して、プレ合評会へ。 ・塚本敏雄 1篇 ・青木重雄 1篇 ・金水正

    • 第三回花賞 生駒正朗氏 詩集「春と豚」受賞

      詩人山田隆昭氏が編集人となって発行されている詩誌「花」。 その詩誌「花」が選ぶ第三回花賞に、 GATE詩人生駒正朗氏の第一詩集「春と豚」が選出されました。 「生活者の立ち位置からの新しい視点の模索」と評され、 その詳細は、詩誌「花」第82号に掲載されています。 生駒さんの手元には、賞状と立派な万年筆が届けられました。 生駒さん、受賞おめでとうございます!!

      • 詩誌「GATE」第33回 定例読書会、開催。

        台風一過、2021年10月2日(日)18時より、詩誌「GATE」第33回目の読書会を開きました。今回より、新メンバーとなる金水正氏がzoomにて参加。背後に、ぎゅうぎゅうに書籍が並んだ本棚が見えて、さっそく読書量、その知識の豊富さを物語っておりました。 今回のテーマは「現代詩文庫 荒川洋治詩集」を読み、3篇以上、皆に紹介したい詩を選んで、打ち込む、というもの。現代詩文庫の荒川洋治詩集は、75、103(続)、242(続々)と全部で3冊あり、手が届く人は3冊全て読む、という宿題

        • 書評 加藤亜由子著『お一人さま逃亡温泉〜身も心も浄化する旅!』

           温泉素人がこの本を読むことには少々危険がともなう。  なぜなら、 「温泉とはひとりで楽しむものである」、そして 「温泉とは現実から逃亡するために行く場所である」 という観念がうえつけられて、そこから抜け出せなってしまうからである。  この本は一見、温泉ガイドブックにも見えるのだが、ガイドブックの枠には到底おさまりきらない。まず、読み物として短編小説を読むように楽しむことができる。さらに読んで楽しいばかりでなく、気づかぬ間に「お一人さま逃亡温泉教」に取り込まれてしまう。布教

        詩誌「GATE」プレ合評会。11月14日、開催。

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          20本
        • GATE同人たちの書評
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        • 詩誌GATEバックナンバー
          11本

        記事

          詩集「春と豚」日本詩歌句随筆評論大賞、受賞。

          加藤が更新をサボっておりましたので…久しぶりの投稿となります。うれしい更新です。 GATE同人メンバー生駒正朗の第一詩集「春と豚」が、NPO法人 日本詩歌句協会が主催する、令和3年度(第17回)日本詩歌句随筆評論大賞の詩部門において、大賞を受賞いたしました。 おめでとうございます!

          詩集「春と豚」日本詩歌句随筆評論大賞、受賞。

          詩誌「GATE」プレ合評会。3月20日、開催。

          GATE同人メンバー柴原さんの誕生日。2020年3月20日(土)13時より、詩誌「GATE」第32回目のプレ合評会を開きました。本来は、つくばに集まり、福田恒昭さん「よるのくに」茨城文学賞受賞と、生駒正朗さん「春と豚」第一詩集出版祝賀会も兼ねて行う予定でしたが…一都三県が緊急事態宣言解除前などの理由で、青木さんと加藤は、リモートでの参加となりました(祝賀会も残念ながら延期に)。 事前に送られてきた作品を、その場で目を通して、プレ合評会へ。 ・塚本敏雄 1篇 ・加藤亜由子 

          詩誌「GATE」プレ合評会。3月20日、開催。

          第71回H氏賞候補に。生駒正朗、詩集「春と豚」。

          このたび、GATE同人メンバー生駒正朗の第一詩集「春と豚」(書肆山田)が、第71回H氏賞候補となりました。 詳細につきましては、日本現代詩人会のホームページをご覧ください。

          第71回H氏賞候補に。生駒正朗、詩集「春と豚」。

          詩誌「GATE21」 第32回、読書定例会、開催。

          都内は緊急事態宣言下、2021年2月13日(土)15時より、詩誌GATE第32回目の読書会を開きました。今回もzoomを用いての開催です。 今回のテーマは「最近読んだ詩から、3篇以上、皆に紹介したい詩を選んで、打ち込む」というもの。今年の現代詩年鑑から寺山修司まで。時代を超えて、多種多様な詩が選ばれました。 《加藤亜由子 選》 ●美味しいボロネーゼ 犬飼愛生(現代詩年鑑2021) ●からだを洗っていると 高橋達矢(現代詩年鑑2021) ●(私は来て)(かなしみがほろびる)

          詩誌「GATE21」 第32回、読書定例会、開催。

          詩誌GATE第31号、完成。

          2020年12月15日発行で、 詩誌GATE第31号を上梓いたしました。 今回、GATEメンバー福田常昭の第一詩集であり、 茨城文学賞を受賞した「よるのくに」の書評に、 メンバー全員で取り組んでいます。 ゲスト招待作は、 第26回萩原朔太郎賞を受賞された中本道代さんです。 詩誌GATE第31号の冊子(無料)が欲しい方は、 こちらの記事にコメントをいただければと思います。

          詩誌GATE第31号、完成。

          【1/10最終日】ことば すがた 大隅晃弘 書展

          「自らの眼差しをとおして、ことばのすがたを書く」 GATEメンバーである大隅晃弘の書展が、 千葉市民ギャラリー・いなげ(2F)にて開催しております。 「ことばは書くための目的となる存在であり、  書きたいことばがあるからこそ書の表現が成立します。   書体や書風、墨色、紙質、紙面構成等の創意工夫によって、  書かれることばのすがたは変化します」 およそ20点もの作品を楽しむことができます。 また、各GATEメンバーの詩を素材に書作し、 ことばのすがたを表現してくださった

          【1/10最終日】ことば すがた 大隅晃弘 書展

          詩集「春と豚」/生駒正朗、上梓。

          2020年11月に、書肆山田より、GATE同人メンバーである生駒正朗の第一詩集「春と豚」が上梓されました。 帯の文章をご紹介します。  セミの亡骸が転がっている  何者かがここを通り過ぎていった―    何の変わりもなく、うららかであるべき日々の片隅に  潜む穏やかならざる陰り。小さなつむじ風のなかを、  痛みに似たものをこらえながら、ひとり歩いてゆく。               ……強い嵐になっていた            やわらかな水色の表紙に、箔押しされたタイ

          詩集「春と豚」/生駒正朗、上梓。

          詩誌GATE21 第11号

          2011年2月28日に発刊。11号に向けたプレ合評会には、詩誌「へにあすま」同人である高山利三郎さんが参加してくださった。 今回の特集テーマは「短詩と長詩」。編集人である塚本が、吉岡実の『「死児」という絵』というエッセイ集を読み、戦後詩の編集者である伊達得夫から四百行にわたる長詩への挑戦を言い渡される、という内容と出会い、思いついたテーマである。 紙面の関係上、今回の長詩担当は、塚本、福田。短詩を柴原、生駒、大隅が担当しています。 ゲスト詩人は、日本の詩人であり俳人の松

          詩誌GATE21 第11号

          茨城文学賞、受賞。福田恒昭第一詩集「よるのくに」

          詩誌「GATE」同人である福田恒昭の第一詩集「よるのくに」が、2020年茨城文学賞の詩部門を受賞しました。 ↓ ↓茨城新聞クロスアイ↓ ↓https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16037111413519 「詩という表現形式を通して、自分の人生や存在と真剣に向かい合っている優れた詩集」 審査評 まだ、「よるのくに」に足を踏み入れたことのない方は、ぜひ一度、のぞいてみてください。

          茨城文学賞、受賞。福田恒昭第一詩集「よるのくに」

          詩誌「GATE」プレ合評会。10月10日、開催。

          台風が南へとそれていった秋の口。2020年10月10日(土)17時半より、詩誌「GATE」第31回目のプレ合評会を開きました。次回号に掲載する作品を皆で持ち寄り、意見・議論を交わす。その内容をもとに、各自ブラッシュアップした作品を掲載する。詩誌「GATE」では、合評会ではなく、プレ合評会という位置づけを選択しています。 前日に送られてきた作品を、各自、目を通してプレ合評会にのぞみます。 ・生駒正朗 1篇 ・塚本敏雄 1篇 ・青木重雄 1篇 ・福田恒昭 5篇 ・加藤亜由子 

          詩誌「GATE」プレ合評会。10月10日、開催。

          詩誌「GATE」第31回 定例読書会、開催。

          残暑厳しい夏の終わり。2020年8月30日(日)15時より、詩誌GATE第31回目の読書会を開きました。コロナ禍ということもあり、リモートを駆使しての読書会となりました。 今回のテーマは「旅の詩集 人生という長旅の時刻表」。寺山修司によって編集されたアンソロジー作品です。1973年に光文社から出版され、後1992年に立風書房から再版されています。 各々気に入った詩を3編以上、 それ以外に紹介したい詩があれば、それらを打ち込み、感想を添える。当日、皆で感想・意見を言い合

          詩誌「GATE」第31回 定例読書会、開催。

          詩誌GATE21 第10号

          2010年10月15日に発刊。新たに、10号に向けた読書会から、福田の勧誘により大隈晃弘(GATEの題字を書いてくれた)が参加。 今回の特集テーマは「献じられた詩の行方」。「○○へ」「○○に」と献辞が付いている試作品に挑戦しました。作者と読者という関係性だけでなく、献辞られた相手を迎えた三角関係は、どのような情感を生み出すのか。各詩人が「誰宛に作品を献じたか」も、読みどころの一つです。 ゲスト詩人は、「青蚊帳」で第55回歴程賞、さらに第13回三好達治賞を受賞された、詩人・

          詩誌GATE21 第10号