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ANOTHER SKY〜SOTA~

ソウタくんのANOTHER SKYを見ました。

あ、撮ってたから見よ!って軽い気持ちで見始めたけど、めちゃくちゃにメンタルかき乱された(笑)

アリゾナの開放的な雰囲気にピッタリなファッションでゆるゆると歩く姿はとてもキラキラしてて、ハンバーガーをむっしゃむっしゃもっぐもっぐ食べる姿はほんとに可愛いかったし、食べてる時の手がめっちゃ汚いところは普通に声出して笑った🤣ハンバーガー食べてて、手の甲側にソースつくって、どんな食べ方してんの?笑


それはさておき、メンタルかき乱しの問題のシーンはかつて参加した大会の会場内での話のところ。

辞めてく仲間とかが楽して遊んでいるのとかを横目にしながら辛い思いをずっとしてきたので。
この1日以外は全部そっちの(辞めた)方が幸せな生活な訳じゃないですか。
負けたら、
遊べばよかったって、楽すればよかったって
肯定しきれないっていう、
100、0の生活だった。

ANOTHER SKY SOTAくんの発言より

自分がどんな顔でテレビ画面を見ていたか分からないけど、多分恐ろしい顔で見つめていたと思う。
昔の記憶が一気にフラッシュバックしたから。


学生時代。バイトをして自由に遊び、試験を無難にパスできるくらいに適度に勉強をしていた周りの友人たち。
高くて遠いゴールを目指すことを決意してしまい、周りからもそれを求められてしまった時、「あたしが今やれることはこれしかない。こうするって決めたじゃん。」って、視界に入る楽しそうな友人をいないものかのように洗脳し、自分は間違ってないと無理矢理誇りを持って前を向き続けていたあの時。

思うように前に進んでいかないある日、先生に本音を漏らしていた。
「先生、あたし、もう無理かもです。」

その時に言われた一言が、ソウタくんの言葉で蘇った。
もうすっかり忘れていたと思っていたのに。

「ここで諦めたら、これまでのお前が報われないだろ。誰がお前のこと肯定してやるんだよ。」

私は世界大会なんて大きいものじゃなく、ちーちゃな会社への就職を目指していたわけで、ソウタくんが目指したスケールとは比べ物にはならないけど、
"あー、ソウタくんでも同じようなこと思ったりするんだー"、て、なんか勝手に感動してしまったんですよ。
だってさ、
シンプルに全てを楽しんでそうに思えたから。

ダンスが大好きで、毎日毎日踊ることが楽しくて、その道を進むことが、ある種生まれた時から決まっていたかのように自然で、辛いとかそういう感情はあんまり縁のない人なのかなって。
でもそれはきっと彼の人間性がそう見せてただけで、世界を舞台に活躍する人が「楽しい」だけで、辛い努力なしに前に進むことなんてできないよね。


今思い返すと、その会社に就職が決まったとき、あたしも味わっていた。
「あー、やっと終わったんだ」っていう安心感を。
あの時、ちゃんと自分を肯定してあげられてたかな。


ソウタくんが腐らずに、挫けずに、今BE:FIRSTとして活動してくれていることにほんとに感謝したいと思った。一度の「負け」が、彼の364日、彼の人生を否定することになっていたかもしれない。そしたら、私はソウタくんを知らずに生きていた。


周りがどんなに羨ましく見えても、踏ん張って自分を抱きしめて、毎日重ねた努力が彼を輝かしているんだね。あーぁ、だからあんなにかっこいいんだ。

きっと「楽しい」だけじゃないんだよなぁ、と思う一方で、BE:FIRSTの7人は「楽しい」がすべての原動力であり、それを体現している人に見える。

彼ら自身が言っていたけれど、彼らの音楽は押し付けてくるものではなく、一緒に盛り上がろうぜ〜!って感じる。
目には見えない努力の上で奏でられる彼らの音楽は、
「今を楽しもうよ!」と肩を叩いてくれる。

気づけばまた、私は彼らの歌を口ずさんでいる。