インドで過ごすコロナによるロックダウン

インドのに住んでもうすぐ2年になる。
そんな中様々な素晴らしさや優しい方や前向きな方に囲まれ、いつも前を向いて生きてきた。

もちろんセクハラやパワハラや横領などの行為に走る間違ったと捉えられる日本人にも多く出会い、大変残念に思ったこともある。

しかし今回のコロナ騒動に伴うロックダウンへの日本人の反応を見ていると改めてがっかりし、残念に感じた。

簡単に餓死する、軟禁された、ものが買えないなどととてもじゃないが事実に反する発言をして騒いでいる。

今まで散々蓄えてきた食料があるのに餓死するわけがないし、そもそも日用品は購入可能であり、日本への帰国も可能だ。

事実に反して騒ぐことは本来まぁそんなもんだろと思って諦めていた大きなことのひとつ。

とはいえ今回のロックダウンによってその日暮らしをしている人、毎月2000円程度で暮らしている人の生活を考えると、胸が痛み、とりわけ何もできない自分に腹が立ち、その短期状態がゆえに自分のことしか考えず、さらに事実と相反する発言をして幼稚園児のように騒いでいる日本人を見ると大変残念に思う。

なぜそんなにも想像力も余裕もないのか、なぜあなたの恵まれた状況
少しでも制限されると騒ぎ立てるのか。

いやわかっていたはず。
だから民主主義の行き過ぎた形態には反感を抱いていたはず。

とはいえ人の命。

2秒に1人が死ぬこの地球で誰かのためになんとかできることをしたいともがいて生きてきた30年。

こんな致死率の低いウイルス性の風邪に揺るがされるような信念ではないが、腹がたつ。

信念も感謝も敬意も悲哀も抱かずに馬鹿騒ぎしかできないとは。

果たして今、そしてこれから彼らを無視するとして何をすればいいのだろうか。

改めてまよう。

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