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【感想】慶應義塾ワグネル ・ソサィエティー男声合唱団 第146回定期演奏会

こんばんは、オタクです。
本日は1月10日(月・祝)、池袋の東京芸術劇場コンサートホールにて開催されました、ワグネル男声の定演に行ってきましたので、真面目に(ここ重要)感想をしたためようと思います。

1.塾歌

4声のバランスが良かった。
…これ毎年言ってるな????
新潮 寄するの「すーるー」でダイナミックに指揮振るの、解釈一致すぎて勝手にシェイクハンドしてました。

2.クレーの絵本

弱声のハーモニーは随一。
弦楽器のような繊細な音色で、木管楽器のような深い音が鳴っているのは、流石だった。
個人的には「黄金の魚」はサマコンかなんかで歌ったのでなんだか感慨深かった。あの時は「????」って感じで終わっちゃったから、全体像が見れて良かった。

3.こーるぽーたー

指揮者と伴奏者が楽しそうで何よりです。
訳詞がガチ。ここまできたら、マジ金取ってほしいね。
かなりのように乗ってる感じがあるともっと良いよね。

4.学ステ

田中先生って感じだった。やりたいことが観客にも共有できるっていうのは聴いてて楽しい。
今回いちばん良かったんじゃねえかな、みんなもおんなじこと言うと思うけど。田中先生は天才だよ。。。
一つ言うのであれば、ドイツ語にしては音像がボケてたくらいかな。これは発声とリンクするので永遠の課題ですね。

5.Chieko 

「これ歌ったら合唱から足洗ってもいいな」って思ってた曲の中に、「智恵子抄」があって(あとは「夢の意味」と「しゅうりりえんえん」)、今回それではないんだけど、同じ題材を扱った委嘱初演をやるって聞いてたから期待値めっちゃ高い状態だったんですよね。
そのハードルをゆうに超える名演だったと思いました。
激しい場面でもハーモニーは崩さないし、管弦楽のピッチとバチバチに合ってたのもかなーり良かった。
(管弦楽とピッチが合うと、管弦楽のみになっても、ボーカリーゼが残っているような錯覚に陥る、逆もまた然りですが、それが良いなと思いました)
終曲は歌詞のカオスさに、変に明るい調性、4拍子と比べて不安定を意味する3拍子と、不気味役満って感じでいちばん好きでした。
あと、パンフレット見たら、新実先生が140回の「祈りの虹」を忘れていなかったので高ポイント(?)でした。

6.アンコール/ストーム

実質5ステ目。
「お祭り」って感じのアンコールでよかったです。
「ゆうやけの歌」は3年半前、文京シビックで歌ったなって思った時に、「そういえば146代ってあん時客席で聴いててくれてたんだな」って思った時に、あんなにはっちゃけた曲なのに涙が止まんなくなりましたね。
兎にも角にも本当にありがとうございました。
丘の上、彼らが卒団するのを見て、いよいよ知ってる顔がいなくなっちゃったな、と。時の流れの速さを感じざるをえませんでした。。。卒団おめでとう!

さいごに

この演奏会に来る前は、「今年で知ってる顔も最後だし、今年で定演来るのも最後かな」って思ってたけど、ライブっていいですよね、配信じゃ味わえないものが体験できる。来年どうしようか迷ってしまいました。また考えるか。。。
同窓会でもやるんだったら、また東京行こうかなって思いました。


P.S 来年の定演、もろ平日、翌日も翌々日も仕事、、、うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん、保留で!!!!!!!!

以上


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