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血と汗

昨日の午後2時頃、奥さんとの昼食から戻って、家でゴロゴロしていた時のこと。奥さんは帰り道、スーパーに寄るとのことで、不在でした。

オイラの携帯が鳴り、液晶には娘の名前が。電話に出れば、娘が「指を包丁で切ったの。出血しているけど、受診しなくて大丈夫かしら?」って。傷の長さや深さを聞こうと質問を始めたところ「なんか、気持ち悪い。冷や汗が出てきた」と言うじゃありませんか。

オイラも小学生の頃、注射や採血の時「脳貧血=血管迷走神経反射」で気分が悪くなっていたから、よくわかる。

傷の状態を報告しようと、傷口を見て、に恐怖心を抱いたに違いありません。転倒しては困るので、横になって足を高くして、頭に血液を戻すよう指示をします。身支度を整えている時、再度、娘から電話。「鍵を持ってきてね」って。

「それがおばあちゃんが買い物に行ってて不在だから、鍵を持っていけない」と答えます。

娘「意識がなくなって、鍵を開けられなかったらどうしよう」って。

「大丈夫、すぐ行くから、とにかく頭を低くして横になっていれば大丈夫」と大丈夫を繰り返します。

絆創膏3種類をカバンに入れたら、娘の家まで自転車を飛ばします。途中、信号待ちで、奥さんに電話を入れますが、「ただ今、電話にでることができません・・・」のアナウンス。

普段、25分かかるところ、汗だくになりながら 18分で娘の住むマンションに到着。ピンポンを押すと、開錠されました。絆創膏をカバンから取り出し、指に貼ってある絆創膏をはがすと、ありました 1.5㎝ ほどの切り傷が。

結局、キズとキズの面がずれないようにして絆創膏を巻いたのは、笑いがおさまってからってことから、お察しください、みなさま。

オイラ、汗だくにはなりましたが、受診する前に、電話をくれた娘に感謝(?)です。ホント、は争えないものですねぇ(笑)。

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