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表現の自由、そして寛容

産経新聞の記事より

立憲民主党の性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム(WT)で、
中学生を性被害から守るための法改正を議論した際、
出席議員が
「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、
たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」などとして、
成人と中学生の性行為を一律に取り締まることに反対したことがわかった。

複数の党関係者によると、発言したのは50代の衆院議員。
年の離れた成人と中学生の子供に真剣な恋愛関係が存在する場合がある」とも語り、厳罰化に慎重な姿勢を示したという。

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さて、マスコミは問題にもしないようですけど、オイラは問題にして出しちゃいます(笑)。

上の記事を読んで、あなたが正しいと思った解答は次のうちどれ? 2つ選んで答えなさい(笑)。

1.表現の自由である。
2.マイノリティへの寛容な発言だ。
3.「年齢を超えた愛」に関する心温まるエピソード
  である。
4.厳罰化に慎重な議員を擁する党こそ、信頼に
  値する。
5.論点をぼかして犯罪を容認する発言だ。
  この議員に道徳心は、ないの?

6.なぜ、実名報道しないのか? 日教組に所属しているから?

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マスコミも産経以外は問題視していないようですし、もちろん、党首もこの議員の意見を広い心で受け止めている模様(笑)。

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では、本音を申し上げましょう。

この議員の発言は、表現の自由寛容とは別次元の話であり、議論の遡上に乗せる価値もありません。むしろ、会議において「あなたのような不埒な輩を取り締まるためにも、この法案が必要だ」と、たしなめられる人がいなかったのが悲しい。

「立憲民主党」も「マスコミ」も、「性的に偏りのあるマイノリティ」の方が「子どもたち」より大事だ、って思ってるの?




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