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ここは暗いから・・・

タイトル画の円グラフを見て、皆さんの目はどこに行くでしょう?


オイラの目は「28.2+14.5=42.7」を捉えました。

普通、問題解決をしようとしたら、優先順位をつけるじゃないですか(笑)。

CO2削減には異論はないのですが、ただ、「会議は踊る」だからイヤになる。

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14.5%

バイデン米大統領は1月20日就任初日、トランプ前政権で離脱したパリ協定の復帰にかかる文書に署名し、前政権が施行した環境関連の規制見直しなどを関係省庁に指示する大統領令に署名。

バイデン大統領は、全世界の温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロにするという目標に向けて世界をリードするとして、オバマ政権時代の環境政策を加速させようとしています。

バイデンが大統領でなければ、日本の一人負けってことにならなかったのは、読み進んで頂ければわかります。

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28.2%

英グラスゴーで行われた国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)では、世界最大の温室効果ガス排出国である中国に対し、排出削減目標の前倒しを求める声が強まっていました。

これに対して中国は「2030年までに二酸化炭素(CO2)排出量を減少に転じさせ、60年までに実質ゼロにする」と述べ、従来の目標を改めて表明。中国がこれまでの姿勢を堅持する方針を示したことで、温暖化対策の強化が焦点のCOP26は協議の難航が必至の情勢に。

問題は、中国の声明であり、排出ゼロ目標に加え、先進国から途上国への支援を呼びかけたこと。


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排出量3.4%の日本がアジア支援に1.1兆円拠出って、みなさん、納得できますか? その金が中国にも渡るなら、泣きっ面にハチでしょ。

それに、環境活動家、環境NGOは中国には何も言わないって、どういうこと。


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JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター:データで見る温室効果ガス排出量

 

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これじゃまるで、「100円のコインを落とした場所が暗いから、あっちの明るい場所を探そうよ」って言っているのと一緒。

落とした場所で探し物をしない(中国、米国がCO2削減しない)なら、明るい場所を探したって(日本が金を拠出し、CO2削減をしたって)、絶対に見つかりっこない(CO2の削減は無理)ですよね(笑)。

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