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革命前夜

1999年 不死鳥革命 俺達のクラブ・横浜FC始動
2000年 横浜大乱 SOCIO FULIESTA決別 JFL連覇
2006年 青白革命 横浜FCJ2優勝J1昇格
2019年 十三年革命 横浜FC13年目のJ1昇格
2022年 復権革命 横浜FC1年でJ1復帰
202X年 俺達の丘革命 ミツザワ新スタジアム

数多くの血と汗と屍を越えて
FULIEの民の自立と 
丘の上の共和国樹立を夢見た
革命戦士達の青と白の物語。

その数々の『革命前夜』に想いを馳せる。

ーーー
『青白革命』

男ってのは不器用で
男ってのは武骨で
時に頑固で
その道に楽なことなどないと判っていても
進まなきゃならない時がある。

拙速かもしれない。
それは十分わかっている。
だけどね
時代を変える男達とは
そういうものだ。

切り開いた新しい時代を
目にすることが出来るのは
あとから続いて来るほんの一握り。
その傍らには
切り開いた者達の
多くの屍が草むしている。

それでいいよ
俺もいつでも逝ける。

『革命前夜』

例えばフランス
ボロボロの武器を手に
丘の上を目指した市民達

例えばスコットランド
ウィリアム・ウォレスの伝説
独立を宣言したロバート・ザ・ブルース


新しい時代の礎になることをいとわず
命を懸けた男達がいなければ
成し遂げられない。


俺達の革命前夜
青と白の革命


城彰二だけじゃない。
ヨコハマを愛する者達が
それこそ愛するもの
守るべきもののために
戦う。

革命前夜
静かだ。

みんなも興奮し過ぎるな
英気を養え
闘いのその瞬間まで。

這いつくばってでも
勝とう
やろう
やり遂げよう

愛しのヨコハマ
俺達は出来る
出来るよ

ーーー

『横浜復権革命』

1年で戻る
降格した誰もが言う
1年で戻る と。

だけどその言葉の重みと
その言葉の儚さは
挑戦したものだけが知っている。

1年で戻るとは
それほど価値のある偉業だったと思う。

この革命の為に
またひとり
レジェンドがそのスパイクを脱いだ
中村俊輔。

BBQで我々の炉で俊輔へおもてなし

青白革命では城彰二が選手としての生命を賭け
復権革命では中村俊輔が
選手としての生命を終えた。

やり尽くした
その晴れやかな笑顔こそがその証かし
そしてその偉業は
託された者
あとに続く者が引き継ぐ。

『復権革命』は
もうひとりのレジェンドを生んだ
小川航基


横浜の 我が都筑の 苦しみ続けた星が
頂きに立ち 章を得た。

航基の復権

横浜FCは その誕生のその日から
行き場を無くし 失意と怒り
退路を絶たれた者達が
最期の地と心に秘めて集った場所

それはサポーターだけではなく
選手達もスタッフも
MCさえも同じ。

この原点を忘れてはならないし
この原点が人々を甦らせ
再び立ち上がらせるんだ
その為の『不死鳥』のエンブレムなんだと
自分はそう思う。

小川航基の復権は
そういう意味でも
本当に嬉しい復権だった。

小川航基には 日本の『皇帝』になって欲しい

だけど奢るなかれ
そして忘れないで欲しい

その復権を支えた仲間達が
FULIEの仲間達がくれたものが
小川航基を再び煌やかせたんだと。


革命は成った

いや、成ったのか?
我々の革命、1998年に誓った革命
『いつかまた もう一度 あの空へ』は
『昇格』することだけではない

あの青空の下で 頂きに立つこと
戴冠し 盃を 我々の頭上に 
高々とかかげること

その戦いがまた 明日から始まるんだ。


青と白の革命に身を投じた総てのみなさん
また始まる新しい戦いのために
今は英気を養おう!

そしてまた みんなで新しい歴史を創ろう!
横浜FCの未来を 一緒に創ろう!


2022.10.23 阿蘇山麓にて Garuda


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