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山手線1周歩いてみた(2024/06/15)

『東京エクストリームウォーク』という
26hで100km歩くトンチキイベントに参加したいトンチキ
練習兼「ほんとに100km歩く根性が自分にあるのか?」と己を試したい気持ちから、山手線1周にチャレンジしてみました!

ちなみに走るのは禁止。ガチ徒歩イベント
いつかチャレンジしてみたい

持ち物

当日の持ち物は以下を用意しました
後日に別記事で詳細をまとめたりまとめなかったりするかも

1.登山用20Lバッグ(SALOMON / XT-20)

2.ウォーキングシューズ(New Balance / エナジャイズ WXNRGMP3)

3.衣類
・キャップ(リーボック)
・スポーツインナー、涼感シャツ(トップバリュ)
・スポーツブラ(ワコール / CW-Xシリーズ HTY158)
・スポーツタイツ(ワコール / CW-Xシリーズ HZY399)
・ハーフパンツ(ミズノ)
・5本指ソックス(YAMAtune / スパイダーアーチミドル5toe 10610)

4.補食各種
・お茶ペットボトル1本600ml
・塩分タブレット4個
・スポーツようかん2本
・プロテイングラノーラバー1本
・Mag-Onエナジージェル2個
・アミノバイタル顆粒2本
・雑穀玄米おにぎり2個(各150g /むねから・梅)

5.医療用品各種
・絆創膏4枚
・ロキソプロフェン(貼るテープタイプ)
・ボルタレン4錠
・スポーツ用皮膚保護クリーム

6.その他
・モバイルバッテリー、充電ケーブル
・ウェットティッシュ
・タオル2枚
・ゴミ袋
・日焼け止め
・現金、身分証、保険証、家の鍵

大体は使用しました。使わずに終わったのは
・スポーツようかん(今回は温存した)
・ロキソプロフェン(特別痛い部位が出なかった)
・ボルタレン(同上)
・タオル2枚(いちいちリュックおろして出すという手間が面倒だった)

逆に、持って行けばよかった・持って行ったが足りなかったと思ったのは
・レジャーシート(簡易的に座れる場所を確保したい場面が多かった)
・塩分タブレット(暑かったのでもっと持つべきだった)
・アミノバイタル顆粒(もう1本ぐらいあってもよかった)
・モバイルバッテリー(今回は足りたが100kmなら容量が足りない)

という感じでした

今回のルール

色々なブログで山手線1周コースの予習をしましたが、人によってコース取りがかなり違うのが面白いところ
例えば「やむをえない場合を除き外周を徹底する」という人なんかは、もうそこ山手線沿いとは言えなくない!?ってぐらい大回りな道を選んだりしているし、逆に東京ヤマソン(チャリティマラソンイベント)のモデルコースなんかは「そんなショートカットしちゃうの!?」ってぐらい大胆なルートを辿っていたりしました

品川→大崎間の東京ヤマソンモデルコース。コーナーで差をつけろとかいうレベルじゃない

こんな風にかなり自分好みにコースを決められるので、今回は

1.基本は出来るだけ山手線沿いの外側を歩く
(ただし内外は無理にこだわりすぎず、歩きやすいルートを選ぶ)
2.駅名の入った写真を全駅分撮る
3.時間とペースは気にしないで楽しく歩く

という緩いルールでいくことにしました
最終的にはペースとかメチャメチャ気にしちゃったんですけど、まあ楽しかったのでセーフです

当日

楽しみすぎて前日までいそいそと準備とかしまくってた。前の晩に雑穀玄米の炊飯器予約して、当日は朝4時起床

コストコベーグル、無脂肪ヨーグルト(冷凍マンゴー/ブランフレーク/てんさいオリゴシロップ)
大体いつもと同じ朝食

家に賞味期限切れたレッドブル缶があったのでカフェインキメたほうがいいか?と少し悩んだが、いつもと違うことするのもなんかな~と思いやめた
おにぎりを握り装備を整え、布が擦れる部分に皮膚保護クリームを塗ったのち、最寄り駅からスタート地点へ向かう

06:32 東京(0/30)

山手線1周はどこからスタートしたって変わらないけど、まあ気分的にやっぱ東京からということで満を持してスタート
八重洲側のバスターミナルはこんな時間でも旅行客で混んでいた。さすが首都

なんかいい感じに駅名入った看板が見当たらなかった。丸の内赤レンガ駅舎は内周側だし


06:43 有楽町(1/30)

まだ勝手がわからないのでGoogle Mapをガン見しながら恐る恐るの足取り。有楽町といえばゴディパンとクニャーネはいつか食べたいと思っている。勿論今回は見送り

さすがに人はまばらな時間帯


07:00 新橋(2/30)

飲み屋だらけで、見てるだけで楽しいエリア。山手線1周の醍醐味らしさが早くも味わえる

外周はゆりかもめの乗り換え側
こんな時間からもう営業してる高架下の飲み屋街。ズカズカ踏み込んでスマン


07:26 浜松町(3/30)

若干道に迷った。というのも、お手本にしていたコースが旧芝離宮を1周観光する形になっていたので。山手線沿いという趣旨から外れるので自分はやめておいた

かの昔ポケセンがあってチョイチョイ来た記憶がある


07:58 田町(4/30)

浜松町駅のトイレに立ち寄ったので少し時間がかかった
ギチギチのスポーツタイツを脱ぎ履きするのがどれほど億劫か少し不安だったが、思ったよりはスムーズに用を足せたかな

降りたこと無い駅だと思う

小腹が空いた為、持ってきた補食のプロテイングラノーラバーを1本食べた。朝4時にご飯を食べたので、8時で軽食はまあ許容範囲内
脂質が低いのがウリで試しに買ってみたが味はかなり良かった。これはリピしたい。ただ、ちょっとポロポロ崩れやすい

あと実店舗で見かけた記憶が無い。今回はAmazonで購入した


08:21 高輪ゲートウェイ(5/30)

田町→高輪ゲートウェイ間は、参考にしたいくつかのブログ全てで「難所」と書かれていた
というのも、何も知らずに外周縛りで歩いていると高輪ゲートウェイをすっ飛ばして品川に辿り着いてしまうのだ。高輪ゲートウェイ駅の改札まで行き駅名を撮るとなると、田町の時点で内周の道に入る必要がある

田町外周側の運河沿いも行き止まりの道が多いらしく、かなりの鬼門らしい

しっかり予習した甲斐あって、自分は特に迷うことなく(上の地図の青線ルートで)高輪ゲートウェイ駅へと辿り着くことが出来た

駅近辺は一生工事してた


08:34 品川(6/30)

当然、高輪ゲートウェイ駅から外周へ出ることも叶わない為、品川駅までの道も内周ルートとなる

〝JRの〟駅名看板という意識がこの時はまだ無く、唯一品川だけ京急の看板になってしまった

品川駅内を通り外周側に再び出たところで、持参した緑茶が無くなった。コンビニに立ち寄り2本目のペットボトル(玄米茶)を購入
口の中が甘ったるくなるのがあまり好きでは無くて運動の時はお茶にしがちなんだけど(汗で流れた塩分は塩分タブレットで補給しようと目論んでいた)、ミネラルなどのことも考えると次回以降は大人しくスポドリにすべきかも知れない…
日焼け止めの塗り直しと本日2度目のトイレも含め、15分ほどの小休憩となった

09:38 大崎(7/30)

小休憩も含めたとはいえ1hかかったので少しビックリした
前述したヤマソンモデルコースのようなショートカットはちょっと自分のポリシーに反した為、先人のブログを参考に外周ルートを歩いた

青が実際に歩いたルート
ここも降りた記憶は無い。綺麗な駅だった

履き慣れない5本指ソックスにほんの少し違和感を覚えたので、大崎駅到着後ベンチに座って1度靴下を脱ぎ足裏確認。この時点で特に問題は無かった。指と指の間の布に慣れてないだけっぽい
ついでに皮膚保護クリームを足に塗り直した。立て続けの小休憩だったけどまだ焦りは無い


10:02 五反田(8/30)

このへんから線路の外周沿いを素直に歩かせてくれるようになるので少し気が楽になった。場所的にも時間帯的にも、人通りが明らかに増えてきた

原価バーで来たことがあったなーと駅からの景色見て思い出した。もう無いらしいが


10:18 目黒(9/30)

ここは4月にシーシャ吸いに来たばかりだったため割と道がわかる。目黒付近は坂が多いので、地図で見る距離以上に意外と体力を消耗する

中目黒のほうが飲み屋とか多いイメージ


10:38 恵比寿(10/30)

駅の数で3分の1を達成、ここまでほぼ4h。12hが一般的なペースとのことなのでまあ悪くないのかなーと思った

10時を過ぎたことで色々な商業施設が開店し始めている

出来るだけ綺麗なトイレに行きたくてアトレ恵比寿に立ち寄った。シェイクシャック、食べたこと無いから食べたいって毎回思ってる気がする…

長時間有酸素による筋分解を防ぐためにプロテイン購入。効果は知らない。気持ちの問題


11:18 渋谷(11/30)

さすが渋谷、凄まじい人ごみ!自分のペースで歩くなど、とてもじゃないが不可能。ちなみにここも5月に飲み会で来たばかり
渋谷や原宿にあるI'm donut?というドーナツ屋にずっと行きたいと思ってるんだけど、ウォーキングガチ装備的に並んだり入店したりは無理だ…と今回も断念。いつになったら食えるんだー

ハチ公じゃない側の渋谷は全然印象に無い。初かも


11:43 原宿(12/30)

原宿も5月に花見で来たばかり。土地勘ありまくりなので迷うことも無く歩けるのはかなりラク
とはいえだいぶ気温が上がってきて暑さがしんどくなってきたのと、そろそろ昼食を視野に入れて公園を探し始めようとしていた為、多少ペースは落ちていたと思われる

人の顔がガッツリ映らないようにするのが意外と難しい

渋谷→原宿間で2本目の飲み物だった玄米茶が尽きた為、途中のコンビニで3本目となる水を購入し、アミノバイタル顆粒を溶かした。暑くなってきた時間にクエン酸が沁みてメチャ美味かった

スポドリ買うより安価だしかなりアリ。BCAAという言葉は知ってるが意味はよくわからん


12:07 代々木(13/30)

当初は代々木公園でお昼ご飯を食べようかと思っていたが、花見の時のようなレジャーシートは持っていなかったこと、仮に椅子とテーブルが園内にあったとしても大体の場所は既に先客がいるだろうという懸念、また山手線沿いから大きく外れる為歩く距離が延びるなどといった理由からここでの昼食は見送り
明治神宮脇の道は緑が多くてメチャクチャ気持ち良く歩けた。都会のオアシスだ~

ただ観光バスの駐車場に辿りついてしまったので、徒歩で通って良かったのかは疑問が残る
代々木も2月に焼肉で来たばかり。コイツいっつも出かけてんな

代々木駅近くの代々木みどり公園で昼食を狙ったが、外人が異様に多く居心地が悪かったためここでも断念
ただこのあと立ち寄った公園のほうがどんどん環境が悪くなってしまったので、ここで妥協すべきだったと後で悔やんだ。ま、しゃーない


12:24 新宿(14/30)

もう人だらけ。渋谷同様、自分のペースで歩けるような場所では無い

なんなら2週間前に来たばかり。飲み会で

歩きながら日焼け止めを塗り直し、手がクリームでペタペタ。ウェットティッシュは持参していたが、いつどこで貰って来たかもわからない個包装の物だったので、乾いてしまってたら困るなと思い携帯タイプのウェットティッシュを薬局で購入した。そろそろ昼食的にも手を綺麗にしたかった。ついでにコンビニで4本目のペットボトルとなるほうじ茶も購入
ところが狙っていた新宿区立柏木公園も大混雑。ベンチらしいベンチも無く、唯一空いてるところは日差し直撃でクソ暑い石畳の段差だけ。都会で昼食持参は無謀だったかあ…と思いながら、ここも見送ることとなった


12:58 新大久保(15/30)

新大久保は初。韓国グルメ食べてみたいってずっと思ってるんだけど機会に恵まれない
ここまで書いた駅にまつわる話がほぼメシという事実に気が付き、自分の食い意地に呆れている

若い女の子ばかりだった

ここで割と大きめな公園が複数あったことから、まいばすけっとで賭けに出てサラダを購入。絶対に近辺で食うぞという強い意志
新宿区立西戸山公園野球場はベンチというものが皆無だった。野球場からの砂ぼこりは凄いし、ひらけた場所は学生?運動部の若者らしい集まりで占拠されていた
線路内側の新宿区立大久保三角公園も無理。本命の戸山公園芝生広場も「これをベンチと呼ぶ?」というぐらい座り心地の悪そうな、板2枚を渡したブツがチラホラあるだけで、それもやはり日陰は子連れや学生が既に場所を取っていた
しかしここで限界…というかこれ以上進んでも状況は変わらないだろうとふんで妥協。日なたの推定ベンチで遅い昼食とした


13:30 ~昼食休憩~

おにぎり2つとサラダ
白米1合:玄米2合に雑穀米を大さじ3混ぜた雑穀玄米に、むねから(ヘルシーな冷凍唐揚げ)と梅。あとねばねばサラダ好き

ダイエットの為に雑穀玄米にしてるが、長距離ウォーク的にはあまり良くない
(消化に時間がかかるのでエネルギーにしにくい、はず)

節約意識でおにぎり持参したけど都会でこれは悪手だった。どっかでササッと牛丼とか食った方がいい、店ならナンボでもあるので。都会の長所を見事に活かせなかった
ベンチの無さもホームレス対策という都会特有の事情なんだろうなあ…とか色々思いを馳せながら炭水化物ムシャった。味はゲキウマ。ただもっと塩振って良かった。汗で全部流れ出てしまってる

駅数的に半分という区切りで昼食自体は、悪くないタイミングではあったかも。疲れはあったけど昼食がなかなか食べられないという精神的疲労もあったので、そういう意味でもヤキモキしないために外食を選択すべきだったなー

食後のデザート代わりにマグネシウムジェル
足つり予防に良いらしい

ひとしきり食べた後、靴下を脱いで2度目の皮膚保護クリーム。首や顔に日焼け止めも塗り直し、14:04にウォーキングを再開した


14:20 高田馬場(16/30)

公園探しの旅で大きくタイムロスした自覚があったので、ここからは黙々と歩くことに専念。食べた直後で集中力も復活したのか、このへんの景色はちょっと印象が薄い

おりたことは無いと思う


14:34 目白(17/30)

駅前のコンビニでトイレを借り、水を買おうとしたがいろはすが無くて、トイレ借りただけの最低人間になってしまった

目白もおりたことナシ。住宅街をひたすら突き進むのみ


15:09 池袋(18/30)

ここでちょっとタイムロスをした。複数沿線のある駅を経験するうちに「山手線1周なんだから〝JR〟の駅名看板で写真を撮りたい」と思うようになったのだが、池袋でそれがなかなか見つからなかった
改札口はいっぱいあるのに、「西口改札(北)」というような表示ばかりで池袋という駅名がどこにも表示されていない。西口より東口のほうが馴染みがあるのでわざわざ駅内を横切ってまで行ってみたが、あるのは西武鉄道の池袋駅名ばかりで見当たらない…
結局普段利用しない方、つまり最初いた西口側に名前が大きく出ていた。ズコー

15分~20分ほど彷徨った気がする


15:43 大塚(19/30)

4本目のペットボトルが尽きた為道中で5本目となる水購入。2回目のアミノバイタル顆粒。味が美味しいのでもう1本ぐらい顆粒スティック持ってくれば良かったなと思った

また、ここでずっと温存していた音楽プレイヤーを投入
というかどこで使うべきか割と悩んでいて、まだ音楽ナシでもいけそうな気はしていたけど、せっかくiPhone SE(初代)をバッテリー修理に出して2880円もかけたし、プレイリストも整理したんだから聞かなきゃ…という勿体ない精神から取り出したようなもんだった
でも結論これは正解のタイミングで、高田馬場目白あたりからこの先はしばらくずーっと住宅街。あまり景色も変わり映えしなかったので、ちょうど良い刺激になった

ちなみに池袋→大塚間は、山手線外周縛りの為だけに存在していると言っていい細い道がある


15:55 巣鴨(20/30)

駅数3分の2を達成
音楽プレイヤーの懐メロでノリノリになっていた。ちょうど歩幅にピッタリなBPMは127。これは覚えておけば無理やりペースアップしたい時に使えるかもなーと思った

景色はひたすら住宅街で書くことが無い


16:05 駒込(21/30)

このあたりから「12hでの完歩ワンチャンあるのでは?」と時間を気にし始めていた記憶がある。正直ここまできて途中リタイアの気持ちはもう無かったので、タイムを伸ばせるかの方に意識が向いていた

日が落ち始めていて、死ぬほど暑い時間は終わっていた


16:28 田端(22/30)

ここは外周縛りだとかなりの遠回りを余儀なくされる。山手線沿いから大きく外れるので、自分は大人しく内周へ侵入した

青が実際に歩いたルート。赤ルートは青の2倍ぐらいあるんじゃなかろうか
田端でバタバタとはしょっちゅう言うけど、おりたことは無い気がする


16:51 西日暮里(23/30)

なんとなく足に違和感があり確認してみると、左足親指の右側面にマメが出来ていた。皮膚保護クリームを塗ってはいたけど、足裏にばかり意識がいっていたので側面はちょっと想定外だった
ひとまずこれ以上擦れたりマメが破けたりしないように持ってきた絆創膏を貼って対処。痛みはあまりなかったのでしんどい感じはしない。マメを庇って変な歩き方をするほうが怖いかもな~ぐらい
ちなみに完歩後、右足親指の左側面(つまり同じ部位)にもマメが出来ていたので、歩き方のクセと思われる。であればテーピングやらであらかじめの予防が出来そうなので、今後のウォーキングではあまり不安に思わなくても良さそう

タイムを狙い始めていた矢先だったので少し焦ったような気がする


17:04 日暮里(24/30)

西日暮里→日暮里間は山手線で1番短いらしい。が何故か13分もかかってる
全く記憶に…無かったが、よく調べたらまいばすけっとに寄って6本目のペットボトル(ジャスミン茶)を買っていた。納得。ほんとはソルティライチが飲みたかったのに置いてなかったんだったわ

どこかで宗教団体?の「ご自由にお座りください」ベンチを使った気がする
でも日暮里間では無かったかも 記憶が薄い


17:20 鶯谷(25/30)

このへんから土地勘がかなりある地域に入る(上野浅草近辺が好きでよく散歩するので)。と同時に「あと1hで東京駅」がいよいよ現実味を帯びてきて、ラストスパートに気合が入る

最短経路が死ぬほどラブホ街だった


17:36 上野(26/30)

時間が無いので、もう何口でもいいからJR改札口の駅名看板であればいいや~という感じになっていた
歩幅ピッタリの曲がシャッフルで流れて、さっきよりも速度落ちてるだろうなとBPMを調べたら128だった。つまりペースはほぼ変わっていないらしい

立ち飲みや居酒屋キャッチの喧騒の中を早歩きで突っ切る


17:46 御徒町(27/30)

気合で歯を食いしばっても誤魔化せないぐらい、足の疲労がキているのがわかる。とはいえ休む時間も惜しい

近くにある卵料理専門店が好きで、もう1度行きたいと思っている


18:02 秋葉原(28/30)

1週間ぶりの再訪。しかし感慨に耽ったりする余裕が無い
こんな写真でもJRの駅名看板、というマイルールのもと、駅改札付近に近づくことすらしなかった

1週間前は秋葉原HUBでしこたま酒を飲んでいた


18:17 神田(29/30)

神田川に阻まれ、ほんの僅か遠回りさせられることにもヤキモキ
あとこのへんから信号の繋がりが悪く止まらざるを得ないことが多かった。信号待ちでストレッチをしたら足をつりそうな悪寒が走り、身体の限界が近いことを悟る
ラスト1駅、音楽プレイヤーの曲をBPM132にして無理やり足を進めた

高架下の飲み屋街の雰囲気を味わう暇も無い!


18:33 東京(30/30)

スタート地点とは随分違う場所なんだけど、東京駅自体が広すぎてどこにいても東京駅って感じだったので、JRの駅名が出ているというマイルールをここぞとばかりに適用して無理やりゴールとしました

06:32~18:33、12時間01分で30駅完歩達成

バス降りるところだと思う多分

終わった、と思った瞬間足が小鹿のようになってしまい、もうマトモに歩けなくなっていた。最後はアドレナリンで身体を突き動かしていたらしい


まとめ

最終的な結果は以下の通り
休憩込みで12時間01分、休憩含まずだと10時間46分、歩いた距離は54km
ペースはザックリ計算で5km/1hという感じでした

Google fitに対する知識が浅いので使い方がわからず、休憩でGPS計測が途切れてしまう為、一筆書きのルート画像が作れませんでした…
上手いやり方あったら是非どなたかご教授ください

・100km歩く根性が自分にあるのか
→練習を重ねればいけるような気がしました。少なくともこれを書いてる今現在も身体はバキバキですが、楽しかったー!という気持ちでいっぱいで、早く次の長距離ウォークがしたくて仕方ないと思っています。精神的にはやる気マンマン

・根性に伴う体力はあるのか
今回、途中から目先の「12h以内で完歩」に色気づいてしまい、最後の方はかなり無理をして歩いてしまいました。おかげで100km体力が持つかどうかはちょっと読めない終わり方になってしまった…次の練習は100kmを見据えて、淡々とペースを乱さずに歩くべきだなーと思いました

・スピード
スピードは、自分が想像していたよりも割と早かったなと思いました
本番であるエクストリームウォークは26時間以内に100kmですから、時速4kmだと休憩に割ける時間は実質1hしかありません
でも時速5kmなら6hの余裕が生まれるので、一気に可能性が見えてくるかなと…当然ながら最後まで同じペースで歩けるとは思えないので、前半で距離を稼いで後半で貯金を取り崩すというのが現実的な形でしょうね。今回は時速5kmを保って完歩した為、後半どれだけペースダウンするかも練習して見ておいたほうがいいなと思いました

・栄養補給
今回は本番の約半分という距離もあり、補食に関しては敢えてかなり改善の余地を残して挑みました。具体的に言うと「痩せたい」という欲を出しました

これが本番の100kmなら
×雑穀玄米 / 消化が悪くエネルギーにならない
→〇白米 / エネルギーに即変換する

×マグネシウムジェル1つ / カロリーを見てもう1つは食べ渋った
→〇いくつも食べる / 足つるほうが危険

という風に、完歩を第一にエネルギー補給や栄養を摂取する必要があると思います
まあこのへんは栄養学とかスポーツ学?の分野で、素人がどうこう書いても…って感じなので、色々調べたりしながら、あとはプラシーボなんかも存分にアテにして頑張っていきたいです

ただ「どんな栄養のものをいくつ持って行くか」っていうのはなんかカードゲームのデッキ構築に似ている感じで、自分で考えてあーでもないこーでもないってやるのが楽しいですね~。こういう楽しさは忘れずに今後も過ごしたい

・装備
新調した装備ばかりだったので今回は道具類の試行も兼ねたんですけど、どれも良かったです
1番心配だった膝はスポーツタイツのおかげか全然痛みを覚えませんでした。一方で気を付けていたにも関わらずマメが出来たりしたので、予防や対処法を模索していきたいです


あとがき・ご挨拶

ここまで読んでいただきありがとうございました
50kmなんて無理…という人もいるかと思いますが、今回完歩した私は平均体重を大幅にオーバーした立派な肥満人間です
ほんとは痩せたくてウォーキング始めたのに、長距離ウォークは完歩のためにエネルギー補給しないといけないから痩せないなコレ…と絶望してます笑
そんなんでも歩けちゃうんで普通の方なら大体出来ると思います。大丈夫!

山手線1周はアクセスも良いし、常に駅チカなのでリタイアしたいと思った時すぐにリタイアできるという、かなり初心者向けな長距離ウォークです。必要なものがすぐ手に入るコンビニの圧倒的数といい利便性にも長けていて、パッと手軽に始めるのに本当うってつけです

もしよければ、皆さんも是非チャレンジしてみてください!


書いた人:The Final Fish(ロンロン)


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