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いやーな時代に見えた光、風。

各地で緊急事態宣言の解除がもはじまり、決して気は抜けないものの、混沌した日々の中に少しずつ光が見えつつあるような気がします。そんな中一枚のアルバムに出会い、こちらでも何か救われたような気がしています。藤井風「HELP EVER HURT NEVER」です。

発売前から各方面で絶賛されていたこの方、満をじして5/20にリリース。一曲目「何なんw」から、R&B、ファンクを基礎とした上質シティポップに独特の関西弁の歌詞。またこの関西弁の歌詞が不思議と楽曲とマッチしてかつてない新鮮さを感じました。「上質シティポップ+印象的な歌詞+藤井風=今までとは別次元の邦楽」といった感じです。

2曲目「もうええわ」3曲目「優しさ」と良質な楽曲が続きます!とにかく全曲聴いてみてほしいです。

ある方がこのアルバム、藤井風のことを「約束された傑作、約束されたアーティスト」と言っていましたが、まさにその言葉がしっくりくる天才が現れたと思います。

混沌としたこのご時世に誕生したこの天才に光を感じずにはいられません。こういう時こそ音楽が持つ力を信じたいし、音楽の持つ不思議な力を感じた今日この頃です。

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