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休園日記 7日目

7時起床。
ごろごろしながら息子を眺めて楽しむ。
子供たちが機嫌よく遊んでくれているので、今日もお弁当をこしらえた。
双子が学童に入ったら夏休みはお弁当だから、上手になっておきたいなぁ。

ムスメと自分の前髪を切る。
以前は嫌がって切らせてくれなかったムスメも、大人しく座っていてくれるようになったのでだいぶ楽になった。

10時、お弁当を持って上3人を連れ、大きな公園に出発。
夫と息子はお留守番。
天気が良くて暖かいし、人も少ないし、最高。
子供たちはアリの巣を観察したり、ちょうちょを追いかけて走り回ったり。
私はまた本を忘れたので見守り。
ぼんやり木々の緑を眺めながらひなたぼっこするの、いいなあ。
大きな切り株でお弁当を食べて、公園の中を散歩して、小川の水に手を突っ込んで。
存分に自然体験して、そろそろ私も子供たちも疲れたなと帰宅。
家に着いたのは2時。

夫がすぐに全員お風呂に入れてくれた。
今日は双子が湯船で長いこと遊んでいた。

双子兄の停留精巣(移動性精巣)の手術をした大学病院の先生から電話。
明日が術後1か月の診察予定だが、異常がなさそうなら予約を延期してほしいとのこと。
ぜひそうしたかったので6月に延ばした。
実は一昨日電話を頂いていたのだが、着信に気づかず、留守電に「水曜にまた掛けます」と入っていたので今日は朝からずっと気になっていたのだ。
(折り返したがまったくつながらなかった。大学病院の大変な状況が感じられた。)
無事電話に出られたことで、今日のミッションは達成した気分。
先生お忙しい中すみません、ありがとうございます。

子供たちはテレビ、私は晩ごはんの支度。
日中から立ちくらみはあったのだが、なんだか息苦しくて、ため息ばかりついてしまう。
疲れてるのかなあ。
さあもう出来上がるよ、というところでムスメあえなく寝落ち。
仕方なく双子と息子だけ晩ごはん。
食後、双子はチャンス!とばかりにドラえもんのひらめきパッド。
でもムスメが目を覚ましたらさっと終わらせていた。えらい。
そして「宿題しなきゃ」と進んで取りかかっていた。すごい。えらい。

ムスメは「自分で食べられないの~、お母さん食べさせて~」と、私の膝に座り食べさせることを要求。
盛大な赤ちゃん返り。
口は達者なくせに、心はまだお姉ちゃんになりきれないんだよなあ。
扱いが難しい。

夕食を食べながら夫と話す。
毎日子供しか見ていないので、過ぎてしまえば1日はあっという間(印象に残らない)。
なのにその時その時は子供の要求や対応でしんどい、という拷問のような時間の流れ方をしている。
これはコロナにも同じようなことが言えて、すべてを棚上げにしている今、この先何がどう変わるのか、いつまでかかるのか分からず何もかもがぼんやりとしている。
なのに日々目の前の感染の危険に怯えなくてはならない。
なんだか、何をどう考えたらいいのか分からなくなってきた。

保育園も、早く再開してほしいのはもちろんなんだけど、安全を考えると通わせられるのか分からない。
更に、息子が7月生まれなので、息子の入園申し込みもしなければならない。
でも保育園での感染症の広がり方を身に染みて分かっているから、息子を通わせるのは正直なところとても不安だ。
去年の暮れにインフルエンザが流行った時、双子のクラスは実に半数以上が罹患した。
年中さんでもそうなのだ。
いわんや乳児をや、である。
でも息子を入園させず、上の3人を幼稚園に転園させる……、なんていうのも現実的ではない。
大体幼稚園でも集団生活には変わりないのだし。

と、ぐるぐる考えても正解は出ない。
いつも様々な問題の最適解を探して思考、行動する私には、これはつらい。
思考が空転する。砂漠に放り出されたみたいだ。

これがコロナ疲れというやつだろうか。
単に育児疲れな気もしないでもないが。

さて、明後日から天気が崩れるようだ。
明日はまた散歩に行っておこう。

≪今日の美味しいもの≫
ハニーバターサンダー

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