洗い物を習慣化する最も簡単な方法は◯◯の直前にやる!【習慣化術】

洗い物が苦手な私が最近、発見した「洗い物を習慣化する最も簡単な方法」とは?

 答えはズバリ!「食事の直前」です。普通は、食後に洗うのが常識だと言われますけど、それができなくて困っている面倒臭がり屋さんは、「食後ではなく食前」に洗い物をやってみてください。この方法なら、きっと、洗い物が何日も溜まることは無くなると思いますよ。もちろん、毎食後にしっかり洗い物ができる人には意味不明だとは思いますけどね。

なぜ、食前だと洗い物ができるのか?

 実際のところ科学的な話は知らないのですが、私の実体験として、お話ししますと、食前だと洗い物ができる理由は3つあるようです。

ハングリー精神

 まず、理由の一つ目は、「ハングリー精神」が関係していると想像します。これは、早く洗い物をやっつけよう。終わったら美味しい食事にありつけるぞ、というモチベーションが生まれるからだと思われます。

優先順位

 続いて、理由の二つ目は、「優先順位」です。これは、他の用事が立て込んでいると、どうしても、他の用事を先に進めたくなり、洗い物が後回しになりがちだからです。他の用事が忙しいから、という言い訳を理由にして洗い物を後回しにできる、その結果、洗い物がどんどん溜まってしまう、という悪循環です。

スキマ時間

 そして、理由の三つ目は、「スキマ時間」です。つまり、食前に洗い物をやるということは、そんなに長い時間、洗っている場合ではありません。お腹も空くし、食事の用意もあるでしょう。家族と同居の人は、誰かを待たせてしまうかもしれませんよね。ゆえに、食前というスキマ時間だからこそ、5分でもいいから洗い物をやろうと思えるわけです。まあ、5分は極端ではありますが、その程度の短い時間なら、重荷にもならないし、他の用事に影響することもありません。でも、5分でも洗い物をやるのと、全くやらないのとでは大違いです。

洗い物の極意は溜めないこととは言うけれど…

 洗い物が苦手な人の特徴として、洗い物は溜めないことが大事だとわかってはいるものの、どうしても溜まってしまい、溜まりまくった食器を見て、余計に洗い物がやりたくなくなる、という悪循環があると思います。いろいろな家事の本、ノウハウ本にも、溜めないようにねぇ〜って書いてあります。でも、いや、溜まっちゃうんですよ、どうしたらいいの?っていう悩みには、(私の知る限り)なかなか答えが書かれていません。

 1つだけ言えることは、無理にやろうとしても、無理なんです。当たり前の話なのですが、人それぞれ得意なこと、苦手なことが違うのです。なので、洗い物が苦手な人が、無理を感じながらやろうとしても、無理なものは無理なんです。

 よって、無理に感じない方法で、自分のペースで、自分に合った方法で、洗い物が溜まらない方法を編み出していくしかありません。その方法の1つとして、「食前に5分だけ洗い物をやる作戦」を試してみてはいかがでしょうか?

【習慣超大全——スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法(BJ・フォッグ著)】


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