生きるか死ぬかの瀬戸際になって気づくこと
周囲からみれば、理想的な生活を送っていたのだろう。
薬剤師になり、20代後半で結婚し、子供にも恵まれた。
でも自分は、いつでも孤独のままだった。
誰にも打ち明けられない苦難の中にしか存在していない。
いつも独りで闘っていた。
大恋愛をして結婚をした。
そこまでは良かった。
相手のもっと、という要求をのみ続けた。
エスカレートした。
自分の適応能力が高いため、合わせるだけ合わせた。
でも、そこには自分は存在していない。
あるのはパートナーの意思のみ。
自分は相手に合わせた