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【デッキ紹介】Carnot cycle

こんばんは、ガレリオです。
今回は『ラヴァル』そしてサムネにいる『クシャトリラ』に挑戦してみたデッキの紹介です。

最近寒いのでこたつに入ったりして暖かくしながら読んでくださいね。

【ラヴァルとは】

DUEL TERMINALで登場したテーマで、墓地に関する効果を持つカードが多くそれらを活かした展開からのビートダウンを基本戦略とするデッキです。
真炎の爆発に対応するモンスターが複数いるので、真炎の爆発が決まった時の展開力は凄まじく、かつてはコズミック・ブレイザー・ドラゴンやシューティング・クェーサー・ドラゴンを出す事を目的として使用されていたテーマです。

【やりたい事】


そんなラヴァルですが、僕が今回注目したカードは炎渦の胎動というカードです。ラヴァル関連のカウンター罠でありながら、このカードをサルベージする効果で墓地リソースを削ってしまう為ラヴァルでは採用される事はほぼ無いとまでwikiに書かれてしまっているカードです。

その炎渦の胎動をクシャトリラ・アライズハートがいる状態で、墓地のラヴァルモンスター2体を除外して手札に回収する効果を発動→カードが除外された事をきっかけにアライズハートが効果を発動→除外されているカードをX素材にする効果→X素材にしたカードをオーバーレイ・ネットワークで手札に加えるという流れが組めそうだなと思ったので、ラヴァル・キャノンを回収すれば『キャノン召喚→除外されているラヴァルを特殊召喚→キャノンが除外される→X素材になる→キャノンを手札に加える』というサイクルが組めるのでデッキにしてみました。

【デッキレシピ】

引いたカードでLv.6のSモンスターであるラヴァルバル・ドラグーンやLv.7のSモンスターであるラヴァルバル・サラマンダースプリガンズ・メリーメイカー灼熱の火霊使いヒータライトロード・ドミニオン・キュリオスのどれかを目指していきます。

例としてラヴァル・アーチャー召喚→ラヴァルの召喚権追加→転生炎獣アルミラージをL召喚→ラヴァル・ガンナー召喚→デッキトップから5枚墓地肥やし→アルミラージを破壊して墓地からアーチャーを特殊召喚→2体でスプリガンズ・メリーメイカーをX召喚→スプリガンズ落とす→ ギガンティック“チャンピオン”サルガスを重ねてX召喚→タリホー!スプリガンズ!セリオンズ“ブルズ”アインをサーチ

のような流れができれば、ラヴァルに必要な墓地肥やしをしながらスプリガンズもタリホー!から展開できるようになり、セリオンズ“ブルズ”アイン+ラヴァル・ランスロットで相手の場に触りながら除外からラヴァルを回収出来るようになったり、クシャトリラを出す為のレベル7の確保とこのデッキに必要な事がほとんど終わってしまいます。後はガンナーの墓地の肥やせ方次第では真炎の爆発炎雄爆誕などを引いてクシャトリラに繋げるだけです。

クシャトリラ・シャングリラからクシャトリラ・アライズハート重ねて出す為にはシャングリラの効果を発動させる必要があります。相手もクシャトリラを使用していれば相手のクシャトリラに効果を使って貰えればそれで良いのですが、そうで無い場合このデッキではメインデッキにクシャトリラモンスターを採用していないので、相手のカードを裏側で除外する事でシャングリラの効果を誘発させる必要があります。

そこで必要なのはプレゼント交換スマイル・アクションの2枚のどちらかです。

プレゼント交換であれば確実に裏側で除外させる事ができるのと、アライズハートで除外したカードを素材にしてしまえば実質好きなカードのサーチになりつつ相手だけ裏側除外する事になります。

スマイル・アクションは相手が裏側で除外するかどうかは任意ですが、こちらは除外する事で真炎の爆発や異次元からの埋葬などを繰り返し使用する事が可能になります。

また、相手もしくは自分が拾った魔法カードを捨てない選択肢をとった場合そのターンの戦闘で発生するダメージは倍になるという効果を持っているのでラヴァル・ツインスレイヤーで戦闘を仕掛ける際に相手が魔法カードを捨てないのであれば2回攻撃の守備貫通+倍ダメージを付与する事も可能なのでLPを大きく削れる口実にもなります。(?)

黒白の波動はアライズハートがSモンスターを素材にしている時に発動すると、黒白の波動でモンスターを除外したのと、黒白の波動が除外されるのをトリガーにアライズハートがX素材にする効果を発動するので、黒白の波動をX素材にする事でオーバーレイ・ネットワークから黒白の波動をもう一度回収する事ができるようになります。
黒白の波動にもアライズハートの素材にする効果にもターン1が無いので自ターンでは2回黒白を発動する事ができてしまいます。悪魔の所業ですね。

レベル7炎属性守備力200のモンスターはラヴァルバル・サラマンダーエンシェント・ゴッド・フレムベルの2種類です。
真炎の爆発を発動すればSモンスターを素材にしたアライズハートがすぐにできてしまいます。恐ろしいですね。
Sモンスターを含まずにアライズハートを出していたとしても後からSモンスターを素材にできてしまうのが強いですよね。

【追記】

このデッキの最大の特徴はクシャトリラ・アライズハートがいる時といない時でデッキの動き方が変わる事です。
具体的には以下の通りです。

ラヴァル・ガンナーの様にアライズハートがいると効果が発動できない例外もありますが、この様に採用カードのほとんどが2役以上の役割を持っています。

オーバーレイ・ネットワークを使ってスプリガンズ・メリーメイカーを出す事ができれば上記の展開例の動きをしつつ、アライズハートを出した後は何かのカードの発動をトリガーに除外されている好きなカードを素材にして使い回す事ができる様になります。

一撃必殺!居合ドロー炎熱伝導場は序盤〜は墓地肥やしと墓地の整理をする為に使いますが、アライズハートが出た後はデッキの中のカードを素材化するカードに変化します。

タリホー!スプリガンズ!もスプリガンズで展開してヒータやランク4、キュリオスや無限起動メガトンゲイルに繋げていくカードとして機能する面とアライズハートから素材を抜く事で除外からの素材化を誘発させる事ができるカードになれるので炎渦の胎動の様な働きをしてくれます。

【終わりに】

そもそも僕がやりたかった事はリンクアップルと復烙印を合わせてドローソースとして運用する事だったのですが、ラヴァルを調べているうちにEXデッキに使いたいラヴァルSモンスターが増えていって復烙印を使う事が困難になってしまったので、今回はリンクアップルを使う事は諦めてラヴァルで戦うデッキに挑戦してみる事にしました。

墓地肥やしが得意なラヴァルと生きるマクロコスモスのクシャトリラ・アライズハートを合わせる事はどうなんだろうなと最初は思いましたが、ラヴァル・キャノンとラヴァル・ランスロットがいるおかげでアライズハートを場に維持したとしても影響が少ない、寧ろ動きやすくなる事が分かったのでここまでラヴァルをガンガン積む事が出来ています。

今までジェネクスやガスタ、X-セイバーや氷結界など色々なDTのテーマに触れてきましたが、新しめのテーマたちと比較してテーマ内に1枚初動やアドバンテージ差がもりもり開いていく様なカードは少ない、もしくは無いですが、2,3枚を束ねた時に爆発的な力を発揮できたり、今のカードパワーが高いデッキにも渡り合っていけるところが僕には合っている気がしてどれも大好きなテーマになりました。

これで僕が使った事がないDTテーマはドラグニティとリチュアの2つになりました。
どちらも昔も今も強いテーマなので、ぬるま湯に浸かっている僕はびっくりして風邪をひいてしまうかもしれませんがいつか使ってみたいですね。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
またよろしくお願いします。

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