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私と不妊治療と流産と

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自分の4年間にわたる不妊治療・2度の流産・不育症にまつわるエッセイのようなもの
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#植物のある暮らし

不妊治療で病んだら植物を育てよう

この行き場を無くしたあふれる母性をどうすればいいのか?不妊治療中、メンタルを病む人は少なくない。3年間ずっと不妊治療中の私もそのひとりだ。 がんばっても一向に終わりが見えない。私がはまっている不妊治療という沼を、周りはあっけなく通り過ぎていく。それがたまらなく虚しい。 そんなとき救いを求めてペット飼う人は多い。無論、幼少期から猫を飼っていた私は大賛成であるが、植物を育てることも同じくらい有力な候補に挙がってもいいと思う。 私は不妊治療でどうしようもなく病んでいた頃に、ほ

植物も"人工"授粉するんだってよ

植物を育て始めてから驚いたことがある。 なんと彼らは人工授粉するのだ。 本来「ポリネーター」と呼ばれる蜂などの虫によって植物は受粉する。ポリネーターとは、植物の花粉を運んで受粉させ、花粉の雄性配偶子と花の胚珠を受精させる生物のこと。 たとえば、イチゴは雌しべと雄しべが隣り合わせにあるから、綿棒やブラシでちょんちょんと触ってやると、人工的に授粉させることができる。やがてイチゴの実をつけてくれる。 実際に自分で人工授粉をやってみると、あまりの簡単さに拍子抜けする。 ・・

自己紹介

私にとってガーデニングとは命を育てることであり、癒しであり、自然との接点でもあり、そして、芸術活動である。 育つ過程を撮るのが好き花が満開のもりもり写真もかわいいけれど、新芽がでた!とか、気づいたら枝がめっちゃ伸びてる!とか、育つ過程に喜びを感じるタイプ。 つぼみ偏愛つぼみには最高の「ワクワク」が詰まっている。明日はこのつぼみが開くかな?どんな花が咲くのかな?(つぼみ図鑑シリーズ動画更新中) このnoteで書くこと・日々のガーデニングにまつわるあれこれ ・不妊治療、流