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ガーデナー(庭師)養成講座 第4期 第9日~剪定(シマトネリコ&カシ)編~

11月も後半に入り、さすがに肌寒い・・・というより、寒い!!

屋外での実技中心の講座ですから、より季節を実感します。

今回も前回に続き、『剪定』。2回連続の剪定です。
午前の部の受講生の皆さんにはシマトネリコを、午後の部の皆さんにはカシを剪定していただきます。

こちらがシマトネリコ。

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こちらがカシ。

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冒頭は、講師の細川からのレクチャー。

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そして、早々に皆さんに触っていただきます。

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素晴らしいと感じたのは、まだ2回目の剪定にも関わらず、前回と比較して、鋏を入れるスピードが上がっていたこと。

前回から、「大いに悩んでください」とお伝えし、皆さんに意図をもって鋏を入れていくことの大切さを伝えてきました。

限られた時間の中でもそれを意識し、そして実践していただいたからこそ、少しずつですが、皆さんの中に”引き出し”ができ始めていて、結果として悩む時間が減ったことにより、スピードが上がったのではないでしょうか。

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また、皆さんの理解が進んでいるな・・・と感じたシーンがあって、最初に細川がレクチャーする際、小さめの木をサンプルに進め方をご説明したのですが、そのとき、受講者さんから、

「(これから切る大きい木も)この透かし感と同じイメージで大丈夫ですか?」

というご質問をいただいたとき。

この質問をいただくということは、これから剪定をする樹木の仕上がりイメージができているということです。

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もちろん、悩んだり、失敗されている場面もありました。

今回は、シマトネリコもカシも、前回のお手入れが強めの剪定だったことで、かなり枝が「吹いて」いる状態。

そのため、『良い若い枝を残す』というポイントは理解していても、その吹いた枝の中から良い枝をどう選択するかに悩んでいました。

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また、細川から、「この部分は、残したほうが良かったかもしれないですね」というご指摘をした際、「そうなんですよね。切っちゃったんです」と回答されていたシーンがあって、

それって、自分なりに意図をもって選択し、剪定を行い、その結果として、ご自身の課題に気づいておられるということ。

皆さん、まだまだ悩んでおられますが、私たちから見ると、着実に前進されていることが見てとれます。

素晴らしいです。

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来週も引き続き剪定。

またちょっと枝ぶりの違う樹木にチャレンジしていただきます。

さらなるスキルアップに期待しています。


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