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ガーデナー(庭師)養成講座 第4期 第8日~剪定(シラカシ&アラカシ)編~

10月にスタートした第4期の講座も気づけば8日目。

今回からは、ついに『剪定』に突入します。

雨天の影響で座学のスケジュールが前倒しになっていて、少し座学から期間が空いてしまっていましたので、その振り返りの意味も含め、まずは講師の細川からのレクチャーからスタート。

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その上で、皆さんにチャレンジしていただきます。

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細川から皆さんにポイントとしてお伝えしたことは、

”大いに悩んでください”

ということ。

実際、皆さん、樹木を前に、大いに悩んでおられました。

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正直、最初は、「そんなに大きくないし、そんなに伸びていないし、これ1本ならすぐ終わりそう」とつぶやいていた受講生の方もおられました。

しかし、実際に樹木を前にすると、手が止まる。悩む。

でも、それで良いんです。

剪定の正解はひとつではありません。
だからこそ、自ら考え、「意図」を持って選択し、実行することが大切。

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わからなくても、悩んでも良い。
とにかく自分で考えて、決めて、そして鋏を入れること。

それを繰り返すことによって、自分の中に引き出しが増えていく。
その結果、瞬時に判断ができるようになり、剪定のスピードが上がっていくんです。

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ですから、細川も最初は積極的に声をかけることはせず、皆さんが考えることを促していました。

そうやって考えながら進めていくと、それぞれに課題が浮き彫りになっていきます。

縦の広がりと、横の広がりのバランスが悪くなってしまったり、

残した枝の統一性をうまくとれていなかったり、

そういう課題に対して細川がアドバイスし、調整していきます。

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座学でもお伝えした『不要枝』。
その中で、「マニュアル的には不要枝でも、樹木の今後の成長を見越して残すこともある」というようなお話をしました。

その実例を、実際の樹木を前に、皆さんにクイズ形式で出題して考えていただく場面もありました。

そうやって、知識としての学びを現場で経験し、習得していきます。

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初めての剪定。

皆さん、大いに悩んでおられました。

繰り返しになりますが、それで良いんです。

悩んでいい。わからなくていい。
でも自ら考える。

来年、この木をどう成長させていきたいのか。
その上で、どの枝を残し、どの枝を切っていくのか。

それを、自分に説明しながら鋏を入れていく。

その繰り返し。

そのプロセスで、自分の引き出しを増やしていく。
それが技術として積み重なっていきます。

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今日は初めての剪定。
一歩目を踏み出したところです。

これからも大いに悩み、考え、自分と対話し、自分に説明し、そして鋏を入れていただき、この講座を通して場数を踏んでいただきたいな、と思います。


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