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ガーデナー(庭師)養成講座 第3期 第10日~立ち木剪定・カナメモチ編~

先週に引き続き、今週も快晴。
朝晩はまだ肌寒いですが、日中はとてもあたたかく、剪定日和でした。

そして、今回も引き続き剪定です。

今回はこちら。

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カナメモチの立ち木です。

サイズ感は、先週に実施したもののほうが少し大きかったのですが、ポイントは前回からの剪定の間隔です。

先週剪定にトライしていただいたシマトネリコとカシは、定期的にお手入れされている状態でした。
しかし、今週剪定にトライしていただくカナメモチは、前回のお手入れから3年ほど間隔が空いているため、枝が暴れている状態です。

ですから、剪定する枝を自ら選び、自ら『形をつくる』意識が必要になります。徐々に求められるレベルが上がってきていますね。

まずは講師・細川から、ポイントのレクチャーを。最低限のポイントをお伝えしたら、今週もとにかく鋏を持って実践です。

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まずは養生から。

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そして、早速剪定。

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印象的だったのは、受講者さんから、「こういう仕上がりを意識して、こういう風に剪定を進めていこうと思うんですが、どうですか?」といった投げかけが講師の細川に対してされていたこと。

剪定はまだ3回目です。
にも拘わらず、1本の樹木を前に、ご自身で仕上りをイメージし、そこに向けた剪定の進め方、どういった枝を切り、そして残すのかが描けているということ。明らかに成長を感じます。

もちろん、まだまだ判断に悩むポイントもありますから、その際は都度、細川からアドバイスさせていただきながら進めます。

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皆さん、順調に剪定を進めておられました。

そして、無事完成。

3回にわたって進めてきた剪定は、今日でしばしお休み。

次回からは、「生垣の刈込の実技」の次のステップ。
皆さん自身で、生垣の刈込の工程を組み、その工程に沿って進めていただく、いわゆる「工程管理」です。

対象となる生垣は、レッドロビンとカナメモチの生垣です。

まず、細川からその主旨についてご説明。

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その上で、まず図面を作成していただきます。

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図面の作成が終わったら、受講者さんで集まって、工程について打ち合わせをしていただきました。

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今回は、本来の「このスピードで終わらせるべき」というよりは、皆さんの現状のスキルで実施する場合の時間の見込みで工程を設計していただきました。

さらに、危険個所など作業を進める上での注意点についても擦り合わせしていただきました。

次回からは、2週にわたり、皆さんご自身で設計した工程で刈込作業を進めていただきます。

どうなるのか、私たちも楽しみです。


※今後の体験講座の情報は、ガーデナー(庭師)養成講座Twitterで告知予定です。

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