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ガーデナー(庭師)養成講座 第4期 第7日~生垣刈込(レッドロビン&カナメモチ)編~

11月も半ばに入り、肌寒くなってきました。

講座もここからはひたすら実技。屋外での開催が続きます。
寒さは大変・・・ではあるのですが、やはりひたすら実技で体を動かしていることもあり、途中からジャケットを脱ぐ方もおられたり。

屋外で体を動かすというのは、健康的で良いですね。
でも、年が明けてさらに寒くなってくるとそうも言っていられないかもしれないです(笑)

さて、7日目の今日は、『生垣の刈込』編です。
先日、座学で学んでいただいた内容の実践となります。

対象となる樹木は、レッドロビンとカナメモチの混植生垣です。

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実際の現場では、このくらいの規模の生垣になると、「トリマー」という機械を使用して刈込を実施するケースも多いです。

が、今回は皆さんに刈込鋏を使用しての刈込を習得していただくのが目的。
ですから、ひたすら刈込鋏で刈込を実施していただきます。

まずは座学の復習も兼ねて、講師の細川からレクチャー。

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そして早速実技スタート。

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今回、特にポイントとしてお伝えしたのは、『天端の揃え方』。

木の特性上、上部のほうが日当たりが良い(周辺環境による差異はありますが)ですから、枝が吹きやすい。
ですから、天端や側面上部のほうが、徒長した枝が強く伸びている傾向があります。

今回の生垣もそうでした。

その徒長した枝をどう剪定していくのか。
そのあたりのポイントを細かくお伝えしていきます。

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そして、皆さんに刈り進めていただきながら、その都度ポイントをお伝えしていきます。

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天端を刈り込む際、どうしても、刈りやすい手前を強く刈ってしまいがち。そのため、気づかないうちに、手前が低く、奥が高い仕上がりになってしまう場面も見受けられました。

どんな仕事でも、やりやすいところを進めてしまい、気づけばそもそもゴールってどこだったっけ?という目的が抜け落ちている、という場面を見かけることは少なくありません。

生垣の天端は、角を際立たせることが重要で、手前が低くなると全く際立たない仕上がりになってしまいますし、極端な言い方をすると、山なりの仕上がりになります。

ですが、刈っている本人の視点では、そのことに気づきづらい。

ですから、その都度、その状況を細川からお伝えし、改善していただきます。

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それにしても、明らかに皆さん、鋏を動かすリズムが良くなっています。

ですが、リズムが良くなるたっときの落とし穴は、鋏の刃先のブレが生じてしまうこと。
刃先のブレも、都度細川が皆さんの手を止め、指導していきます。

さらに刈り進め、

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無事終了。

こちらが仕上がり。

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最後は今日も、掃除と道具メンテナンスをして終了です。

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今回で、刈込は少しお休み。

次回からは『剪定』に突入します。
雨天によるスケジュール変更のため、剪定の座学から少し期間が空いてしまたので、皆さんには復習をして挑んでいただきたいな、と思っています。


★今後の体験講座等のご案内は、ガーデナー養成講座Twitterでも告知予定です。

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