lu_w 鞠花(ミツカ)

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lu_w 鞠花(ミツカ)

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on'n on

「on'n on」2015.31.Jul. わかるんだ わかっちゃうんだよね、 でもわからないふり どこまでうまくできるか おしえなさすぎて ゆきづまるけつまつも あからさますぎて みはなされるよていの りようも とうぜんといえば かんぜんかんぺき しっこうゆうよ みたしてあげよう はやめてあげよう ふりきってみせよう ごかいはそんがい けっぺきのてっそく あやかっているの ぜったいれいど うまれたことのこうかいは きれいにさいてもなりたつの あのこのしゅうあ

    • パンがだめならブリオッシュをあーめん

      • 選択するかは別として、選択肢は欲しい

        • empty closet

          2010. Dec. 01 世界 次は 同じ地学に 頼れずに 二つと無い水溜りは 赤い一冊の土踏まずの密度 時間と光沢が組み合わさり 秘密と想像とは緩やかな忘却 羨ましくずっと思っていた頃の 全速の軽さに ふっくらと見合ってゆく 冷たい冷たい輪郭のお話し          

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        • りこれくと
          5本

        記事

          スケープゴート

              今日は 持ち歩いていない これは小さな変化かも 整えていない 意識的に解く 時刻になる コラージュを限界に 君が水なら 歌うだけであって 君が詩なら 歌うだけであって かえらないのはきをくにほかならないとすれば この天蓋を何と思おう 立ち込める長閑 さめざめひやりと 擦り抜けて行く 声が呼ぶ音 退屈な救いは 紡がれてゆく 朝なのか夜なのか 打ち続ける雨を何と想おう 眠りは夢は 命は木々は 光を摘んだ その色で夢を見た

          スケープゴート

          あまねき

            楽しいことが続くと 何か忘れたような気持ち 悲しいことがあったら ちょうど思い出したみたい 真ん中なんて 分からないけど いつもじゃなくて 時々 その先 悔しいこと認めたくなくて 苦しいこと 拾ってみる 夢だとしたら 嘘だとしたら わからなかった 全部と今が 後ろめたくて 直ぐそこに、ごみ箱 ここは 中でも外でもない 戯れることは 声を出して笑うのは 思い出さずに居られますように 忘れないよう過ごせますように 重なって響くかな 一つっていうのは 光っていうのは 私が

          かりものきょうそう

          「かりものきょうそう」 2014.30.Mar. 今日の日も、 嵐も蟠り、 一番に戦ぐ真面目さが いつになく私だった ともすれば、 水中に靡く大群と 嚔の後の幻覚が 真っ赤に真っ赤に拡がっていく 君もただ出来上がっていく 息が冷たく長くなっていく この宙を頂こう 少しだけゆうがになれるように () きょうのひも、 あらしもわだかまり、 いちばんにそよぐまじめさが いつになくわたしだった ともすれば、 すいちゅうになびくたいぐんと くしゃみのあとのげんかくが まっ

          かりものきょうそう

          Fading

          2015. Jul. さらさらの雨は止み あと少しで日付が変わる 爛れるだけのインスピレーションが針を進ませる 浮かび上がらせる 無謀な言葉を借りて 計画は 来るべき十月の空に 往復のお賽銭 完成しない朝を繰り返している 通り過ぎる音 寄り添う影 何も見出せずに今日も燻っていた 昨日、溶かした言い訳は 択一の絶望を肥えさせる 昨日、探した面影は 黄金色の衝動を黙らせる 乾きそうで、乾かない それは光でもなく水でもない 完成しない夜を繰り返している

          br n

          潜む なぞる シンコペーション 眠りを逃す ラムレーズンと クリームと 11℃以下で保存していた短い呼吸は 言葉を紡がずに 環を描き溶けていく 少しずつ時刻は追い付けなくなる 集めたインクは滲まなくなる だけど最後まで守りきれそうな 光らない音色は 溶けきらないままで もう少し 待ってみる その日のこと もう少し 願ってみる そういうこと

          きれない

                「きれない」 2016.22.Feb. うさぎ眼鏡めがね あかいりんごハート 漂い メープル そらのバラッド 友情はがゆく 無理したアマレット 電波が弱いみたい 雪と漁り火 迷路木曜日 紺色のうたうたい 性格はアカペラ どうしても許されたい ごめんなさい伊呂波いろはに 褪せて縺れるさくらさくら 都会は予言プライバシー 我慢した催促 長靴に幾つ詰めて あくびした静謐 背伸びしてジェノワーズ 然り気なくすまいる 御手の物なの 覚