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『光が死んだ夏』アニメ化

アニメ化の報を目にしたとき真っ先に考えたことといえば、原作漫画の美しい、というか生々しい――私にとっては郷愁と幾許かの嫌悪を掻き立てる――田舎の景色がどれほどのクオリティで描かれるのか、ということだった。
しかし、不安ではなかった。この頃のアニメはどれも背景がきれいだから。

トレイラーがあったので早速観てみれば、素直にリリースが待ち遠しい出来栄え。

ただ、ひとつだけ。ヒカルの造形だけは気になった。
嫌い、というわけではない。造形そのものは好きな系統と言える。
しかし、わざわざ、よりにもよって、この作品でそうする意図がわからない。














再現するとこんな感じ。

アニメ版(弊夢)のヒカル

平易な表現を用いれば、ジブリ顔。
上半身裸で、口髭を生やしている。
わからない。
キャラデザ的な理由も、決裁権者がOK出すに至る背景もわからない。

どうにも腑に落ちないので、何度も繰り返し観た。
目覚めた後でも鮮烈に思い出せるくらい。