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『複合Vジムチャレンジ』に参加しました~その③:サンモニーシティジム編~

複合Vジムチャレンジとは?

複合Vジムチャレンジとはリスナーから配信者までTwitter・YouTube上で様々な対戦相手を募集し、配信内でジムバトルを繰り広げる企画となります。

対戦ルールは現行のシーズン10に則った禁止伝説1匹あり、ダイマックス禁止のシングル3on3 or ダブル4on4となります。
※ジム毎にルールが異なりますので各ジムリーダーの告知を確認ください

ジム開放期間は9/24(金)~10/31(日)
対戦の勝利者にはジムバッジをプレゼント!
ジム開催日に自慢のポケモンを引き連れてジムチャレンジしよう!

※複合Vジムチャレンジ企画概要から引用

 この企画は架空の地方である「レジェン地方」のジムリーダーを務めるVtuberの皆様による期間限定の企画であり、それぞれのジムリーダーは二つのタイプを専門タイプとしており、更に禁止伝説級のポケモンを1体使ってきます。
 このことから原作のジムのように一つのタイプのみに特化しているパーティーを組むことはなく、その2タイプ同士でシナジーを生み出していたり、苦手を補い合った組み合わせを取っていたりと、当然のことながら攻略難易度の高いものになっています。
 今回自分が挑戦させて頂いたのは、虫タイプフェアリータイプのポケモンを専門としているこやまだゆうさん『サンモニーシティジム』になります。

☆こやまだゆうさんのYoutubeチャンネル

 こやまだゆうさんはポケモン以外にも『APEX LEGENDS』や『実況パワフルプロ野球』などのゲームに加えてお絵描き配信や飲酒雑談など様々なジャンルの配信をされている個人勢のVtuberさんです。
 こやまだゆうさんはフェアリータイプの禁止伝説級であるゼルネアスを愛用しています。ゼルネアスは専用技・ジオコントロールパワフルハーブのコンボが非常に強力なポケモンであり、そのゼルネアスを破壊力はもちろん、搦め手をも巧みに使いこなせる虫タイプやフェアリータイプでサポートされています。
 虫とフェアリーにはタイプ自体の相性補完はありませんが、個々のポケモンのスペックが高いポケモンも多いので、侮れない相手なのではないでしょうか。

今回の使用パーティー

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 ドラゴンタイプ統一を組んでいる身として、フェアリータイプのポケモンたちは不倶戴天の相手であり、特にゼルネアスジオコントロールを積まずとも特性のフェアリーオーラで強化されたムーンフォースを撃っているだけでほぼ全てのドラゴンポケモンを薙ぎ倒してきます。
 そのためゼルネアスを安定して倒せるポケモンが必要になると考えて起用したのが毒・ドラゴンタイプ複合ドラミドロです。第8世代の時点では毒・ドラゴンの複合はドラミドロ以外にもウルトラビーストのアーゴヨンと禁止伝説級のムゲンダイナの3種類が存在しており、高い特攻と素早さを持つこの2体に比べてドラミドロはどうしても見劣りがちです。しかし、その2体を押しのけてもなおドラミドロを採用する理由がありました。

 ちなみに、こやまだゆうさんが自分との対戦で使用されたのは以下の6体でした。

ゼルネアス
ウルガモス
グソクムシャ
クワガノン
バタフリー
アブリボン

前回のはちみつさんの記事で書いていたのにも関わらず選出画面のスクショを忘れるという不始末。

 ゼルネアスは固定枠として、残り5体のうちフェアリータイプはアブリボンのみというのはややラッキーだったかもしれません。
 とはいえ、個のスペックが非常に高いウルガモスに複眼+眠り粉or暴風のコンボが凶悪なバタフリーなど、虫と侮ってはいけないポケモンがずらりと並んでいます。
 他の対戦ではブリムオンやクレッフィなど更に対処の困るポケモンが使われてもいたので、それらのフェアリーが少なめなのはこちらとしては追い風にしなければいけないですね。

選出ポケモン

ディアルガ

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時の咆哮のエフェクトはバトレボが好きでした

冷静@脱出パック
プレッシャー
207(252)-×-140-222(252)-120-逆Vではなかったはず
鉄底光線/流星群/オーバーヒート/トリックルーム

 禁止伝説枠にしてまさかの起点作成役。トリックルームを発動し、相手によって鉄底光線連発による自主退場もしくは流星群orオーバーヒートのデメリットによる特攻2段階ダウンをトリガーに脱出パックを発動→ドラミドロ降臨という流れを作ります。  
 ちなみにジオコントロール発動後の耐久無振りのCSゼルネアスに対してC全振りディアルガの鉄底光線が74.6~87.5%の確定2発になりますが、ジオコントロール発動後のゼルネアスのムーンフォースがH252ディアルガに対して104.8~123.6%の確定1発になるので、仮にゼルネアスと対峙した場合の動きとしては、相手がジオコントロールを積むターンにトリックルームを発動し、次のターンに先制で鉄底光線を撃ち退場という形になります。

ドラミドロ

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上すぎィ

冷静@命の珠
適応力
流星群/ヘドロウェーブ/気合球/ダストシュート
172(252)-96(4)-110-163(252)-143-44

 ディアルガでトリックルームを起動してからのアタッカー枠。トリックルーム適正があるのもそうですが、ムゲンダイナやアーゴヨンを差し置いて起用した理由の一つが特性・適応力による一致技の火力にあります。
 役割対象のゼルネアスはジオコントロールで特攻素早さに加えて特防も2段階上昇しており、一度ジオコントロールを発動されると特殊技では弱点を突いても大きなダメージを与えることができなくなってしまいます。
 しかし、ドラミドロは他の2体と違って適応力で物理技の威力も高めることが可能であり、物理や毒技の火力はアーゴヨンやムゲンダイナのそれを遥かに上回ります。
 命の珠を持った4振りドラミドロのダストシュートは物理耐久無振りのゼルネアスをちょうど確定1発で落とすことが可能であり、特殊型のイメージが強いドラミドロならば相手の意表を突くこともできます。とはいえ、ダストシュートは命中率75と低く、外した時のことも考えて使わなければいけませんが……

ジャラランガ

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フェアリー相手に使う挑戦心

うっかりや@喉スプレー
防塵
151(4)-130-145-167(252)-112-137(252)
スケイルノイズ/ドレインパンチ/ラスターカノン/ソウルビート

 ランクマッチシーズン20(21?)で最終2位の方が使われていたジャラランガ。ソウルビート+のどスプレーで能力を上げて全抜きを狙う型でした。しかし、ドラゴン/格闘というタイプの関係上フェアリー4倍が非常にネックとなっており、ゼルネアスはもちろん大半のフェアリーに勝つことができません。
 ではなぜこのジャラランガを選出したのかというと、こやまだゆうさんが使われているバタフリーというポケモンの存在です。
 バタフリーは種族値自体は最終進化形の割に低いですが、特性の複眼で技の命中率を上げることができるため、眠り粉や暴風といった命中不安の技を躊躇いなく撃つことができます。そのため、対抗手段を持たないと延々と眠り粉で眠らされ、蝶の舞を積む起点にされてしまうので手がつけられなくなってしまいます。
 そのため、このジャラランガは特性を隠れ特性の防塵にしてあります(防塵は粉系の技を無効化することができる)。本来のジャラランガはメタモンに積んだ分をコピーされることに対する対策で防音が採用されるため、完全にバタフリーメタの型になっています。

今回狙った戦術

先発ディアルガでトリックルーム

流星群orオーバーヒートの能力ダウンをトリガーに脱出パックで退場

トリルが残っている間に適応力ドラミドロの毒技でフェアリーを倒す

※バタフリーが出てきたらジャラランガを出して眠り粉を無効にしている間にソウルビートを積む

対戦結果

※対戦は40:30~くらいですが、なるべく最初からご覧いただけることをおすすめします。

 動画を見て頂ければ結果はわかりますが、敗北しました。ディアルガのトリックルームからドラミドロに繋げる動き自体は悪くなかったのですが、2体目のポケモンが見えた時点でバタフリーの線が消えていたため、そこでディアルガではなくジャラランガを投げれていればまた違った結果になっていたのではないでしょうか。

 最も2体目のポケモンの低命中技が続けざまに当たってしまったことは不運としか言いようがありませんが、運も実力のうちとはよく言ったものです。

おわりに

 この記事を上げられるころにはこやまだゆうさんとの再戦がされているかと思いますので、そちらの結果は追記として上げられればと思います。ドラゴン統一でゼルネアスを討伐できることをなんとか証明できれば……と思います。

追記

リベンジマッチが実現しました! さて、ドラゴン統一VSフェアリー・虫連合パーティの結果は如何に……この先は自分の眼で確かめてくれ!(フ●ミ通感

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