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メロンに1度も勝てていないキバナの気持ちがわかった気がするジムチャレンジ

はじめに

 11/12から11/15の昼までインターネット大会『ジムチャレンジ』が開催されました。参加できるのは剣盾本編でジムリーダーが使用したポケモンのみ、ということもあって使用できるポケモンの種類がかなり絞られた大会になりました。
 以前自分の方でも記事を書きましたが、その参加可能ポケモンの中には頭ひとつ抜けて強いポケモンもいたため、参加する側としてはそれらのポケモンを出された時にどう対応できるか、というところも求められそうですね。

今回の使用パーティー

 ちょうど6種類出れるので、ドラゴン統一です。キバナパーティー、と言いたいところですがアップリュー&タルップルはヤローのポケモンだったりします。というよりキバナが言うほどドラゴン使いしていないのが悪い(暴論)。ダンデと被るからとはいえ、強化版でオノノクスやサザンドラを使ってもよかったのではと思ってしまいます。

使用ポケモン型詳細

フライゴン

陽気@ラムの実
特性:浮遊(隠れ特性マダー?)
155-152(252)-100-×-101(4)-167(252)
技:地震/アイアンテール/身代わり/竜の舞

ガブリアスもボーマンダもカイリューもいないルールなら活躍できるのではないかという一縷の望みをかけられたポケモン。HOMEのデータを見る限りでは陽気スカーフ型が多いようで、スカーフ蜻蛉返りでの対面操作役を担っていたと思われます。
 スカーフ型の起用も考えましたが、今回は身代わり竜舞でドヒドイデのような耐久型やツボツボあたりの起点作成役を起点にして竜の舞を積むことを狙ったアタッカーとして使用しました。
 選出機会は決して多くなかったものの、相手先発のツボツボの補助技を身代わりで防ぎ、竜の舞で起点にしてツボツボミミッキュトゲキッスを3タテした試合もありました。
 また高いSから身代わりを連打することでミミッキュやラプラスなどダイジェットを持たないダイマアタッカーのダイマックスを消費させる役割も担ってくれました。

ヌメルゴン

意地っ張り@弱点保険
特性:草食
197(252)-167(252)-90-×-170-101(4)
技:逆鱗/地震/アイアンテール/パワーウィップ

 一般ポケモン屈指の特防種族値を持つポケモン。上からダイアースを撃ち特防を上げてからラプラスのキョダイセンリツを受けて弱点保険の発動を狙いました。
 しかし、いくら特防種族値150を誇っても突撃チョッキもなしに抜群技を余裕で受けれるものでもなく、弱点保険を発動したとしてもオーロラベールを貼ったラプラスはおろかトゲキッスなども倒せずに終わったケースがほとんどでした。また、ダイマックスをしたところで珠ミミッキュのじゃれつくが致命傷になったため、運用方法や努力値配分を見直すべきだったと思わざるを得ません。

バクガメス

図太い@オボンの実
特性:シェルアーマー
167(252)-×-205(252)-112(4)-105-56
技:トラップシェル/ボディプレス/鬼火/鉄壁

 このパーティーの天敵であるミミッキュ、ガラルヒヒダルマ対策に育てた型。C無補正無振りでもトラップシェルでH無振りのガラルヒヒダルマは確定1発になります。このパーティー相手だとスカーフガラルヒヒダルマが初手で出てくることも多く、トラップシェルの知名度自体が低いこともあってか全く警戒されませんでした。氷柱落としや岩雪崩の怯みに関してはもはや諦めました。

アップリュー

陽気@命の珠
特性:はりきり
145-162(252)-101(4)-×-80-134(252)
技:グラススライダー/逆鱗/ダブルウイング/竜の舞

 たーべるんごたべるんご♪すっぱいりんごをたべるんごー♪
実は張り切り持ちで最も高い攻撃種族値を持ったポケモン。アイアントほど早くなく、パッチラゴンよりも脆いので使い勝手はさほどよくありませんが、張り切り補正の入ったダイマックス技の火力は抜群。
 とはいえ珠ダイソウゲンはラプラスに対して乱数1発トゲキッスには上からダイジェットを撃たれるなどいわゆるメジャーポケモンに苦手な相手が多いのがネックでした。一度別のポケモンに対してダイソウゲンを撃って予めグラスフィールドにしておけば、後出しのキョダイマックスラプラスも上から余裕で飛ばせたのですが。

タルップル

図太い@食べ残し
特性:厚い脂肪
217(252)-×-145(252)-120-101(4)-50
技:ギガドレイン/ボディプレス/鉄壁/自己再生

 たーべるんごたべるんご♪あまいりんごをたべるんごー♪
 厚い脂肪で炎を唯一半減にできる草タイプ。しかし、今回は全くと言っていいほど選出しませんでした。厚い脂肪があってもラプラスやヒヒダルマは受けられず、ルチャブルが非常に多かったので出したところでダイジェットの餌食になるだけでした。
 物理受けとしてはバクガメスでよかったため、熟成やリサイクルを活かした特殊受けにした方が良かったのかもしれません。

ジュラルドン

控えめ@突撃チョッキ
特性:筋金入り
175(236)-×-136(4)-189(252)-71(4)-107(12)
技:竜の波動/ラスターカノン/10万ボルト/ソーラービーム

 今回のルールでは鋼とドラゴンを同時に半減できるポケモンが存在しないため、攻撃を通しやすいポケモン。元々の種族値も相まってミミッキュに有利を取れており、剣舞を積まれたりドレインパンチ持ちの個体でなければまず負けません。
 しかし、突撃チョッキを持ったところで特殊耐久は依然として低く、ラプラスやトゲキッスの弱点を下手に突こうものなら弱点保険のトリガーにされることも少なくありませんでした。
 強いポケモンであることに変わりないですが、選出タイミングやダイマックスのタイミングを間違えると普通に倒されるので雑に使ってもいいポケモンとは言えませんでした。
 とはいえ、このチームにおいては間違いなく柱だったと言えるでしょう。キョダイマックスジュラルドンにボコられたのは内緒(鉄壁ボディプレス型でした)。

戦績

デデドン!(絶望)

……まあこのルールはフェアリーに強いポケモンが多いのでドラゴン統一で好成績を残すなんてとてもとても(責任転嫁)。
 それでもミミッキュやラプラスに無抵抗で負けていたわけでもなかったので、反省点こそ多かれど、出て後悔する大会ではなかったのではないでしょうか。

 ぶっちゃけラプラスやミミッキュよりこいつの方がよっぽどきつかったです。

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