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客船のレストラン

こんにちは。検疫のために外国から帰ってきた船舶のねずみを駆除する手段が青酸ガスで船を燻すのだと知って「怖ぇ」と思ったおのしゅんすけです。


さて。今日は客船の、といいますか、旅行における大きな楽しみの一つである食事について書きたいなと。


レストランのスタイル

船内での食事は多種のレストランで楽しむことができます。原則として基本的な食事の料金はクルーズ料金に含まれています。


1番メジャーなのはフルコースを楽しめるダイニングです。

ダイニングには指定席方式自由席方式があります。

指定席方式では、限られたスペースで調理され限られた定員のレストランで乗客全員にサービスするため2回に分けられることが多いです。

(1回で乗客全員が食事をすることをワン・シーティングといい、高級客船で行われることが多いです。)

食事時間を2回に分けることをツー・シーティングといいます。前半をファースト・シーティング、後半をセカンド・シーティングといいます。

客船では食後にショーがあることが多いのですが、ツー・シーティングの場合、ショーも2回公演となります。

そのため、ファースト・シーティングは食事を早めに済ませて食後のナイトライフを楽しみたい人向け、セカンド・シーティングは食事をゆっくりと楽しみたい人向けだといえるかと思います。


一方、自由席方式はカジュアルなクルーズに多く見られます。最近では一部の客船でフリースタイル・クルージングというものを採用していてダイニングの他にもイタリアンや日本食、エスニックなどから自由にレストランを選択できるものも増えてきています。


レストランの豊富さと質が上がってる!?

レストランの種類にはさっき書いたダイニングの他にもカフェバービュッフェ形式のレストランなどずらりと揃っています。

さらに、別料金のサブレストランというものもあります。

例えばイタリアンダイナーのようなものなどが挙げられます。

近年の日本食ブームに乗っかって日本食のレストランがあったり、目的地の雰囲気を味わうことの出来るレストランがあったり、イギリスの伝統を受け継ぐアフタヌーンティーのためのレストランがあったりと多種多様なレストランがあります。


現在では陸上で有名なシェフがレストランをプロデュースすることが傾向としてあります。


客船の凄いところはこれらのサブレストランが陸上のレストランに比べて格安で楽しめると言うところです。


キャッシュレスの波がもたらすこと

消費税が10%に増税されたことに伴い、今更になってキャッシュレスが推奨され始めました。

いきなり何の話かと思われるかと思いますが、実は船上では昔からキャッシュレスなのです。

と言っても電子マネーとかそういうことではなく、ホテルとかと同じで下船時に全て精算するシステムだということです。

いつもより高級なバーが格安で楽しめる環境で、歩いて部屋に戻れるので時間を気にしなくていい環境でつい、飲みすぎてしまう人がいるようです。
その結果下船時に顔が真っ青になるなんてことがあったようです。

これもまた豪華客船は金銭的余裕のある富裕層の娯楽というイメージを植え付けるひとつの理由だったのかなと思います。


しかしさっき書いたようにキャッシュレスが身近になった今、そういった金銭感覚はどんな人でもつかめる時代になったのではと思います。


高級レストランばかり?

ひとつ、思いついたことがあります。

ある客船にはカフェの1つとしてスターバックスがあります。

そこで考えたのですが、例えば3日程度のクルージングであればそれほどかと思いますが、1週間を超えるクルージングを想像してみてください。

毎日豪華なレストランで食事を楽しんでるとふと、安いファストフードを食べたくなる時があるような気がします。


なので、吉野家があったっていいんじゃ、と思いました。それでは。


《扉落描》
絵を描く気力がなくなったので辞めます。

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