見出し画像

東京から1番遠い場所

こんにちは。ZIPでダイヤモンドプリンセスが紹介されてたそうですが見逃したおのしゅんすけです。

ダイヤモンドプリンセスはイギリスの客船ですが、実は日本で建造された最大の客船なんですね。
良かったら調べてみてください。


さて。今日は東京から1番遠い場所という内容でいきます。


沖縄?北海道?それとも……

このブログで何度か書いてますが、リニアモーターカーが完成すると東京大阪間が1時間で移動できる時代になります。


そんなスピード社会において東京から1番遠い場所というのはどこになるのでしょうか。

地理的には北海道や沖縄が遠いです。

しかし、飛行機で向かうと北海道へは1時間半、沖縄へも3時間ほどで移動出来ます。

これでも決して近いとは言えませんが、日本にはもっと遠いところがあります。


それは東京都です。


厳密に言えば東京の小笠原諸島・父島です。

ここは橋もなく、飛行機も飛んでいないため、船だけが唯一の移動手段となります。

航行距離は1000km、時間にして25時間の長旅です。

離島航路としては国内最長で小笠原諸島の人々の生活を一手に担うのはおがさわら丸です。


島民の命綱・おがさわら丸


このおがさわら丸は貨客船と言って、人だけではなく荷物も運びます。

つまり小笠原諸島の人々の生活に必要な物資は全ておがさわら丸によって本土から運ばれていきます。食料はもちろん、車やヘリコプター、電柱なんかも運ばれるそうです。

日本は島国なので決してこういうことは珍しいことではありません。日本は貿易大国ですが、その99.7%が海運、つまり船によって運ばれてきています


日本はもちろんのこと、世界にはまだまだ船でしか行けない場所はたくさんあります。表面の7割が海に覆われた地球において船の存在がなくなることはまだしばらくないと思います。それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?