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我楽多物語 その22「上海死亡遊戯」

今回は1997年当時に私が夜な夜な遊びに行っていた上海の遊び場「カートレース場」についてお話しします。
カートレースは当時私がハマっていた遊びの一つです。


基本的に飲酒運転

当時上海には何箇所かカートレースのできるところがあったが、
本気なレースコースとは少しだけ違っていて
遊園地のゴーカートを少しミックスした感じのいわゆる娯楽場であった。
私がいつも行っていたカート場は広大な倉庫の中にコースとバーがあり
そこでレースを眺めながら酒を楽しんだり
レースに参加できる感じの場所であった。
なのでみんな飲酒運転である。
日本だと絶対にコンプライアンス的に認められないだろう。 
余所に行けば屋外コースもあった。

結構な高値

1回のレースに参加する値段は当時の料金で50元で、日本円にすると750円ほどである。
1997年の上海人の平均月収が2万円にも満たない時代にそれなりの金額だったと思う。
1周約45秒くらいのコースなのだが時速は30キロくらい出るかもしれない。
カートは低重心で目線が低くなるので体感速度はかなりの物
遊びのわりには意外と早いし
なんと言ってもたまに死者が出る。

なぜ死ぬのか

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