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闘病記録:28 心筋梗塞からの復活と意図してないダイエットと新たな痛み前夜

世間がゴールデンウイーク真っ只中を満喫していた2024年5月5日(日)からのハナシ。

心筋梗塞で緊急手術したにも関わらず、数日で一般病棟へと戻りノホホンとしておりました。
とはいえ、どうにも術後から全然メシが食べられない。
と思ってたら、身体が朝食のパンやフルーツには反応して食べられたんですな。

ふむ、本来のダイエット入院を自主的にしてるようなモンだなw

でも、昼飯はやはり全然食べられず。
糖尿病の薬の効果かもしれないし、胃がやられてるのかもしれない。
ともかく、食欲が微塵もない。
まぁ、いいか。

カミさんが荷物を届けに来てくれました。
まだ歩行禁止との事で、ベッドごと面会室に運ばれ、ベッドで寝たままカミさんとこの数日について会話。
かなりヤバい状況だったのに、なんかヘラヘラとしたハナシに。

「薬の副作用かわからんけど、肉とか魚とか見ても食欲出ないんよ。あ、でもフルーツとかヨーグルトは大丈夫」
「え、それ妊娠した?」
「なるほど、妊娠かー!で、俺は何を産むんだね?」
「(伊藤潤二先生の)富江?」
「富江は産まんだろw てか、俺の癌は富江だったんかい!w」
「え、じゃ、このままだと富江になるの?」
「え、俺が富江に⁈ ふむ、悪くない。いや、むしろ富江になりたいw」

日常なアホ会話でお互いなごむ。
うん、こういうのが幸せなのかもしれん。

それにしても、高熱とか以外で食欲が無くなるという経験は初なのよな。
そして、特に空腹感がない。
でも、この巨体を動かせている。
何故だ?

「あれだけのエネルギー…、まさか核分裂」
「冗談ポイですよ尾頭さん、…ありえませんよ」

え、ほんとに俺の体内にはゴジラ細胞が?
まさか、この癌細胞は富江だと思ってたら、ゴジラだったのか…

「食べてないんだ」

お粥も無理だからパンにして欲しい、とオーダーしたら、夜メシがこんなキマイラな献立に。


健康体なら、パンにサバ味噌挟んで和風バインミーにしたかもしれないが、そんな気力も食欲も失せていたので、パンのみ。

明けて5月6日(月)。
一日中各種SNSにダラダラと書き込み、鬼滅の刃のアニメを鑑賞し、noteを執筆。
そして、メシはオカズ抜きのパンのみ。

ふむ、これって本来想定していた強制的体重調整入院の生活じゃないか!
よかったよかった。
ダラダラと避暑地で過ごすような入院生活、素晴らしい!

5月7日(火)もダラダラと過ごし、相変わらずパンのみを食す。

夜、オンラインにて家族へ窯詰め(陶器用窯に作品を詰め込んで焼く作業)を指示。

二週間の入院期間中、少しでも作業を進めておきたいと思ったので入院前にやり方は伝えていたけど、まさかオンラインで窯詰めが出来るとは。
いい時代だなぁ。

5月8日(水)朝食にてマンゴーが出た。

病院ってマンゴー出るんだなぁ。
食欲は相変わらずロストしてるけど、フルーツは食える。
まるで、我が家にいるクレステッドゲッコー(ニューカレドニアのヤモリでフルーツや昆虫が主食)と同じやないかw

ペットは飼い主に似る、とは聞いた事あるけど、飼い主がペットに似るとか、聞いた事ないでw

午後、心筋梗塞の検査。
問題なさそうなので、明日から歩行OKとの事。
よしよし、これでコンビニ行けるやん!
そしたら、コーヒー飲めるー!

カミさんが面会に来るんで、移動ついでに体重計測。
入院前が142〜3kgくらいだったんだが、今の体重は約120kg。
つまり、一週間で約10kg痩せたのか⁈
確かに、パンしか食ってないもんなぁ。

てなわけで、カミさんに面会室にて写真を撮ってもらう。

ふむ、脚とか腕は確かに細くなったけど、あまり印象は変わらずだなw

カミさんに洗濯物を託し、さて病室に帰ろうとした時、身体に違和感が。
あれ?なんか、おかしいぞ…

まさかこれが、新たな地獄の痛みの幕開けになるとは…
この話の続きはまた後日。

昨日ガラダ堂通販サイトにてリリースしました作品ですが、沢山お迎えいただきありがとうございます!
かなりソールドしてしまいましたが、ウェットシェルターはまだあります。
とはいえ、各種残り1〜2点ですので爬虫類飼育されてる方はお早めに!


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