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ドット絵のキャンバスサイズを考える

自己紹介

こんにちは、ドッターのガラムマサラ(@gara_dot)と申します。
普段はツイッターにてちまちまとドット絵を公開しております。
メインで使っているツールはAsepriteとEDGE Touch。
ドット絵専用ツイッターアカウントを作ってから半年に満たない新米ですが、実はドット絵歴は3年ほど。
上達は亀の歩みでたのしく続けています。

今回はドット絵アドベントカレンダーに参加させていただくため、慣れない筆を執りました。
どうかお付き合いください。

記事の目的&おすすめツール

この記事はドット絵をはじめたての方に、
キャンバスサイズを決める参考にしていただければと思います。

ドット絵初心者におすすすめのツールは、
dotpictというアプリ。
スマホで手軽にドット絵が打てます。
パレットが多数用意されているので色作りで躓くこともありません。
アプリ内に投稿機能があるのでモチベーションも保てますし、
たくさんのすばらしいドット絵を見ることができます!しかも無料!

キャンバスサイズはどのくらいがいいの?

さて、ここからが本題です。
ドット絵を打つ前、キャンバスサイズをどのくらいにするか
迷うことはありませんか?
私はドット絵始めた当初、
新しい絵を打つたび迷いに迷っていました。
どうかキャンバスサイズ難民の参考になりますように。

今回は同じモチーフでキャンバスサイズを変えて描いていきます。
モチーフは『三毛猫』、主線なし
余白を入れるためにキャンバスサイズより少し小さめに打っています。

・16×16
 キャンバスサイズが小さいので、
 とてもシンプルなドット絵になります。
 ギリギリ猫だとわかるサイズ感です。

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・32×32
 ドット感を残しつつ、
 猫の体の曲線も表現できます。
 鼻や首輪をつけても違和感がありません。

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・64×64
 細かい表現が可能なのでリアルにできます。
 猫らしい目にしてみたり、
 デフォルメしてみたり。
 1ドットが細かくなるぶん自由がききます。

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・128×128
 髭を描いたり首輪に金具をつけたり。
 より細かい表現が可能ですが、
 モチーフが単純だとドット感が薄くなります。
 今回は行っていませんが、
 影部分をメッシュにしたり、アンチエイリアスをかけると
 違った雰囲気の絵になっていきます。

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 以上、4つのキャンバスで同じドット絵を打ってみました。
キャンバスサイズが違うと雰囲気も変わります。
どれが一番好みでしょうか?
ぜひ比べてみてください。

ドットがはっきりしている絵がいいなら小さいキャンバス
 細かい表現をしたいなら大きいキャンバス、というように
"どういうドット絵を打ちたいか"でサイズを選ぶといいと思います。

ただ、絵に入れるモチーフ数でもキャンバスを調整する必要があります。
例えばこの絵は、猫の他にも街灯・家・雪などを入れています。

170×110サイズですが、猫部分は16×16に収まるサイズ。
小さいモチーフをたくさん入れているので
キャンバスサイズは大きめです。

というわけで、
”一つのモチーフに対して使うドット数”
自分好みのサイズを見つけましょう。
難しいですね。ドット絵わからん。

長々と書きましたが、
大きいキャンバスはドット絵の良さを活かすのが難しいので
はじめは32×32くらいで単純なモチーフを打ってみるのをおすすめします。

毎週水曜日22時からツイッターにて開催されている『10分ドット』はとても練習になりますので、是非参加してみてください!
(運営様いつもありがとうございます)

ドットに慣れてきてからキャンバスサイズを大きくしていくと、ドット感のあるドット絵が打てるようになる……はず……です。

おわりに

結局のところ、色々なサイズを試してみるのが一番です。
徐々にキャンバスを大きくしていき、自分好みのサイズをみつけましょう。
まず試して、違ったなと思ったらサイズを変えれば良いのです。
失敗した絵も消さずに保存しておくと、後からサイズやモチーフが見返せるので自分の好みがわかってきます。
好きなモチーフを好きなサイズで打ちましょう。

内容も結論も薄いわりにまじめな記事になってしまいました。
おすすめのカレー屋さんがある方は教えてください。

それでは、ドッターのみなさま、良いドット絵ライフを!

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