オレオレファシリテーターに気付いた時

ある意味、恥ずかしい話にもなりますが、私もオレオレファシリテーターだった時期があります。(今も時々出るけど、修正はできるようになってきてる(^-^;)

少し自分自身を削るような話ですが、書いてみます。

私の中でオレオレファシリテーターというのは、意味もなくファシリテーターの存在や手法を誇示してしまうことで、ファシリテーターが如何に場に影響をおよぼす存在であるか最初に語ったり、決めきった進め方を最優先にしてみたり、時には参加者も場にも向き合わずにできの悪い店頭販売員のようにファシリテーショングッズをごり押ししてみたりすることです。(^-^;

ちなみにオレオレファシリテーターは絶対だめ!という話をしたいのではなく、単に過去の経験のシェアだと受け止めてください。恐らくはファシリテーターが自然と意識することだけなことですし、実際の参加した方にとっては、とるに足らないことだったり、意外に刺激的に感じていることもありますから。(^-^;

思い返して考えると、よくやっていたのは利用する会場の机の配置をファシリテーションしやすい形という点だけで最初から変えてみたことです。参加者からすれば、いつもと違っていて始まるまでの間、居心地が悪い可能性もありましたし、安心感が損なわれた場になっていたかもしれません。もちろん、テーマによっては、いつもと違う雰囲気を感じてもらうためにそうすることはあります。また参加者に対して開始時間までの時間もファシリテーションする時間と捉えて、居心地の悪さに対応することもできます。この時間のファシリテーションを私はウェルカムファシリテーションと呼んだりしています。

オレオレファシリテーターに対するには、場づくりの検討をする時にファシリテーターの意図と逆の事が発生することを想像してみることが1つの対処法として有効でした。逆の事が発生した時に「それもありだ」と思えたりするからです。w

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