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2022/12/11 @ ふじいち

「なんか吉田のうどんが食べたいな」と発作的に土曜日におもったので、富士山をぐるっと一周、ふじいちしようと決意。

別にふじいちしなくても吉田のうどんは食べれる。それは知っている。

なんなら静岡にいかなくても、家の近所の八王子の道の駅物産展で売っているのはしっているが、まぁそれがロードバイク乗りの性なのか。


とはいえ、道は詳しくないので、安心安全のツールドニッポンのコースでチャレンジ!

一人でロングライドするときってどこで補給するかまよってしまうので、コースと一定距離ごとにチェックポイントがあるツールドニッポンのコースは助かるし、楽しい。

御殿場は前泊しなくてもよい距離ではあるので、5時起きで向かう。この時期は真っ暗だ。

スタートは8時ちょい前に時之栖をスタート。



おもったより寒い。

念のためグロープは真冬用、ジャージも冬用で、インナーおたふく手袋、足にもシューズカバーがばっちりなので防寒対策は完璧にしておいてよかった。

「まぁ2000upぐらいするけど、過去にたようなライドはしたことあるし、なのとかなるでしょっ」て軽い気持ちでスタートしたけど、30分ぐらいで後悔しはじめる。

このコースなにがいやらしいって、最初ずっと登る。

30kmぐらい多少アップダウンはあるけどずっと登り。

一応激坂はないけど、ずっとじわじわと登る。一番苦手なやつ。

ロングライドでつかうDomaneの重量は重めだし、タイヤは32Cなので平地屋下りの安定性は半端ない。登があってもアップダウン込みならそこそここなせる。

でもじわじわ登るのだけは向いてないんだ。

もうここは耐える。30kmのぼりきったら、あとは楽になるといいきかせて登る。

途中道の駅すばしりでいったん休憩。

ここまでで前半の登りの8割がたは登ったので、ほっと一息。

ただ出発が朝早すぎたのが災いして、道の駅の前の出店はほぼあいてないし、レストランも開店前。
もってきたエネモチをかじることに。エネモチおいしいからいいんだけど。

こっから次のチェックポイントの道の駅富士吉田までが今日の山場。

ひたすら続く長い坂を目視しちゃうと心がおれるから、勾配がわかるほど遠くは見ないように、ちょい前方をみつつ登る。

「ここは坂じゃない、平地だ」と言い聞かせてのぼる。

あとはひたすら踏まないように、まわすことをこころがけて。

なんとかそんなこんなで、登りをのぼりきる。ちょっと軽く下って道の駅富士吉田に到着。


丁度お腹のすきぐあいも頃合いなので、吉田のうどんを食べる。

大盛りにするか、普通もり+かやくご飯でだいぶ迷ったけど、ごはんもはずなかったので、普通もり+かやくご飯で。

おいしい。おいしいのは間違いない。めっちゃこしがあるのもまごうことなき吉田のうどんなのだが、なんか前に普通の静岡の店で食べたやつと違う気がする。なんか違う。

やっぱ道の駅ではなく地元の店にいくべきだったかーとちょっと後悔。

そしてうどんとかやくごはんだけでは、登りのエネルギーを回復しきれなかったのでソフトクリームも食べる。満足。


これくらいになるとちょっと日がでてきてあったかくなった。でも登ったせいでだいぶ汗をかいていて、汗冷えもこわい感じに。

タイミング悪くこっから一気に下り基調になって、いったん平地モードから、富岳風穴までちょいのぼるので、冷えのせいで一気に体力を奪われてしまった。

おもっていた以上に消耗して森の駅風穴に到着


まだ行程の半分で、最後にまだ登りが残っているが、結構今日つらいぞとおもいながら軽く休憩して出発。

また暫く登って次のチェックしてである富士ミルクスタンドまでは恐ろしいほど下る。

今までの登りをとりかえすかのようにずっと下る。
下りすぎて不安になるぐらい下る。

このあたりがちょい悩ましくて、山間の道なので、めちゃめちゃ道がきれいとかではなく、油断するとかなり凸凹があったり、木が落ちてたりするので、注意深くすすまないといけない。

そのわりにずっと下りで休む場所がないので、ブレーキはひきっぱなしで、ジワジワ体力を使う。

登りで消耗した体で下りは結構大変。

なんとか富士ミルクランドには到着。

富士ヒルといい、三国峠といい、今回といいこの周辺辛い記憶しかないぞ!でもなんで何度もきているんだ!という葛藤をかかえつつ、しんどすぎたので、ソフトクリーム食べる。



さっきも食べた気がするが、体力の限界。
富士山周辺は、ソフトクリームにはことかかない。

ただここまでくれば後はゴールまでもうちょい。

。。。最後にもっかい登るけど!

心を無にして富士山こどもの国を目指す。

ソフトクリームのおかげでなんとか登れる。
ただこのへんになってくるとそもそもいろいろ体も限界なのでいかに楽に登るか?を考えて、いままでつかってない筋肉をつかったり、ちょっとポジションをかえたり試行錯誤しながら登る。

この頃になると勾配2%とかなら、「いや違う下っている気がする。いやこれは下りにちがいない」と勾配4%くらいでも「平地、こんなん平地だ」と自分に言い聞かせていた。

怖いものでずっとのぼっていると、そう思えてくる。

そんな感じで最後の登りを乗り越える。

そしてまた恐ろしく下ってゴール。

なんとか日が落ちる前にたどり着けたのでよかった。

今日の学びとしては寒さは思っていた以上に体力を消耗する。そんな中でもソフトクリームはおいしい。ということだった。


次回はどこいこうかな!

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