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ガオンのDM調整録[刃鬼編]

 どうも、シータ閃やナイトループでお世話になったガオンです。
今回は私が長らく使いたかった刃鬼を調整したのですが、意外と調整に難儀して、なおかつこれからも役に立ちそうな過程で調整できたので、記録として残しておこうと思いこちらにつらつらと書いていこうと思います。

4c刃鬼

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こちらが私の脳内で組んだ4c刃鬼です。多色マナ武装の獅子王でマナ加速をして、豊富に積まれたS・トリガーによって耐久しながら刃鬼につなげるというコンセプトで組みました。メヂカラは高くて買えませんでした。(orz)
また、デドダムを入れていないのですが、闇の枚数をとれなかったので不採用となりました。
使用感としては刃鬼が来ねぇですね。どれだけ耐久しても最終局面で刃鬼が引けないことが多発したのです。私はこの現象の原因を刃鬼の枚数だと思い、刃鬼の枚数を増やして対応しました。

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 ダイハードを減らして刃鬼を増やしたver.2、マイナーチェンジを別verとして出していいのかは疑問ですが、刃鬼を増やすことで安定してフィニッシュまで行けるようにしました。
こちらのverの使用感は、ver.1と変わんねぇです。ほんとに悲しいぐらい変わらない、刃鬼は引けないし、その上に子のデッキが潜在的に抱えていた問題が顕在化してきました。
それは刃鬼と多色マナ武装の相性の悪さこのレシピにおけるドロソの少なさでした。
まずは多色マナ武装について、この刃鬼というデッキのフィニッシャーに単色が多いことが上げられます。鬼丸にバイラスにダイハ、刃鬼に至っては無色なのです。それによって獅子王の追加マナブーストが決まりづらいのです。単色枚数13枚のこのverにおいて、複数枚のマナブーストが決まりづらいのは必然と言えました。
そして、ドロソの話について、このデッキにおけるドロソとして使えるカードは、地龍神、メイデン、水撒く、火噴くあたりが上げられます。しかし、3ターン目までに安定して使えるドロソは地龍神の4枚とメイデンの2枚のみ。また地龍神はマナブーストとの選択なので、序盤はドロソとしては使えません。メイデンは優秀でしたが、ドロー枚数が1枚のみなので、無理に引きに行く動きができません。
以上の理由により多色マナ武装軸での刃鬼のデッキ構築に限界が見えました。

ver.1,ver.2の問題点

ここまでの構築の問題点をまとめます。

・ドロソが少ない

・獅子王と刃鬼の相性が悪い

この二つが大きな問題であり、早急に解決しなければいけませんでした。
ここまでやって枚数調整などを重ねましたが、小手先の調整では改善できないということがわかってきました。

解決の糸口

 ここで完全に詰まった私は、過去に使っていたデッキから改善点を模索しました。しかし私自身ビマナ系のデッキを好んで使うわけではありません、あまりにも参考にできるものが少なく、行き詰まりが見えたころ、あるデッキに目を付けました。それがこちら。

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私がかつて愛用し、殿堂発表前にバラした5cモルトでした。このデッキは5ターン目までにロストソウルを安定して打てるめちゃつよデッキだったのですが、今回私はこの安定感に目を付けたのです。このデッキのブースト基盤をver.2のデッキに移植しつつ、各色の枚数を調整しました。

最新版

前項までの調整によってできた最新リストがこちら。

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こちらが最新版となります。
多色マナ武装軸から5c軸に変えたことにより獅子王を全抜きしてデドダムを採用、またデドダムの着地とミラクルの追加マナブーストを安定させるために闇マナとしてヘブニアを採用しました。このヘブニアが強く、デドダムで五剣を落としておくと、トリガーとして踏んだ際に確実に1ターンをとれる強力なトリガーとして作用しますし、メテオライトならばスパーク呪文としても機能します。アルモモがいても打てるのがいいですね。
使用感はようやく安定したか、といった感じです。3ターン目に大きく準備できるので、受けにも攻めにも大きく安定感が出ました。相変わらず色管理が厳しいですが、それに見合うだけの楽しさが保証されるデッキとなりました。個人的には手札に余分に来た五剣を切るためにジルコンを入れたいなぁなんてのもありますが、ひとまず今回はこの辺で。

最後に

 さて、今回は完全に私の備忘録として書かせていただいた記事になります。皆さんの参考になれば、なんてことは全く考えていないので、いつも私の記事を見てくれている方は適当に読み流していただいてもかまいません。今回組んだ刃鬼ですが、今計算したら2万近くかかっていたようです。デドダムのような高額パーツをすでに持っていたので無駄に買わずに済んだのが大きかったですね。刃鬼に興味がある方、すでに5cなんかでパーツを持っているならまぁまぁ安く済むのでいかがでしょうか。それでは。

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