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わっと勉強会は応援金で運営しています

サービス料金は全て無料
医療保険や介護保険サービスではないので、全額自己負担になります。
普通に料金を設定すれば高額になり、利用できない人が出てきてしまいます。そこで、思い切って「無料」にしました。無料にすると怪しい団体と思われますが、どちらを取るかで「利用したい人すべてに利用してもらう」「経済格差のないネットワーク」を取りました。でも、お金がないと何もできません。スタッフへの報酬も必要です。我が家の生活を犠牲にして活動を続けることはできません。だから「応援金を私たちに託してください」「大切に使います」とお願いしています。

今までに応援金を託してくれたのは37人、目安は「年に1回1000円」
家族3人で1000円の人がいれば、1人で1万円の人も、毎回利用した時に自分で決めた金額を渡してくれる人もいます。それぞれの価値観で、それぞれの状況で応援金を決めてくれています。
このやり方は日本人は苦手らしいです。欧米人は慣れているけど、日本は寄付金文化がまだまだ育っていないから、NPOスタッフは低賃金が当たり前だから。最近はクラウドファンドが根付いてきましたが、私はやろうとは思っていません。わっと勉強会の考えは「小さなエリアで助け合い」なんで、「応援金を直接手渡せる距離感」を大切にしています。地域包括ケアシステムの構築を目指すので、遠くに住む人はこちらに応援金を託すのではなく、自分の住む地域でそのお金を使ってほしいです。遠くの人と交流しない訳ではないですよ。旅行ついでにやってきて、応援金を渡してくれるのは歓迎します!もらった以上にもてなしてしまうかもしれませんけれど・・・。お金を持っている人がお金を回す、自分のためだけでなく、地域のためにお金を使う人が増えてほしいですね。昔の日本はそんな人が多かったのかな?

お金を託してもらうことは大変難しいです。
「良いことをされてますね」「がんばってますね」と声をかけてもらう事は多いですが、応援金は別の話。かなりゴリゴリお願いしたら何とかって感じです。なかなかゴリゴリ行けないので、言いやすい人だけにお願いします。SNSで呼びかけても、なかった事になっている感じ、みなさん読んでないのかな?自転車操業でいつ止めるか?と悩みながら延長してきました。
あと2年は続けられそうですが、このままではダメで・・・困った困った。
やるべきことは応援金を託してもらえる活動を積み重ねるだけ、チャンスを逃さず、多くの人とつながりネットワークを広げます。そうすれば、価値観が変容して、寄付金文化で事業を続けることができると考えています。
応援よろしくお願いします。あなたも仲間になって下さい。

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