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〘カフェ語り〙言語聴覚士(ST)体験談006「パーキンソン病」

薬が効いて進行がゆっくりな人、薬が合わなくて困っている人、昔に比べれば安定して過ごせる人が多いのでしょうが、いろんなケースがありました。
私の場合はまず腹式呼吸を練習します。深く息を吐く練習、話すためにも、食べるためにも呼吸は大切なんで。できれば、診断された時点からリハビリを開始したいです。いや、義務教育で基礎的なことは身につけておいてほしいとも思います。悪くなってからリハビリを始めても、なかなかね~。合唱をしてました、詩吟を少々、運動部でしたって人はリハビリの進みが早まります。基礎ができていたり、体の使い方が上手だったり、基礎ができたら応用へ。基礎はずっと自主練習で続けてもらうんですが。
私はパーキンソン病の特別な技法を習得していないので、基本のリハビリで対応します。声の出し方、食べ方・飲み方、無意識にしてきた事を意識してもらい、今の体に合った方法を身につけてもらいます。進行した時に対応できるように準備もしておきます。でも、パーキンソン病のためのリハビリ技法は習得したいな~。引き出しは多い方が良いので。

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