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喫茶店マスターのぼやきその2

読んでいただく前に注意事項を記載しておきます。

「私は十数年前まで喫茶店をしていました。1988年~2008年まで約20年間営業したのですが、その時にあった出来事をつぶやいていきたいと思います。

タイトルにあるように、「ぼやき」ですのでお客様に対する批判内容になります。

記事を読んで不快になると思われる方はここでご退室ください。」


喫茶店を自営する前に、2年間「for the customers」をスローガンに抱えてた某企業にいました。

私はこの「お客様の為に」というのが嫌いでした。

日本ではお客様の為という方針が強すぎて、働く方が理不尽な扱いを受ける事が多いと思います。

確かにものを買ってもらったり、サービスを受けてもらい対価をいただくのはありがたいことです。

ただ、対価を払ってるからと言って決して上の立場ではなく、対等でないといけないと思います。

逆を言えば、「あなたには売らない」とか「あなたにこのサービスは提供しない」のもありだと思います。

さて、喫茶店の話に戻りますが、営業を始めた当時、営業時間は7時~21時でした。定休日は月に第一、第三の金曜日でした。

最初は、時間内に営業できていたのですが、だんだんと閉店の10分前とか5分前に来る人が増え始めました。

当時、オーダーストップ何時までというのを設定していなかったので閉店時間が21時30分になったりしていました。

要するに、文房具屋とかなら、閉店前に駆け込んでもシャーペンを買ってすぐに出れば5分程度で済みますが、喫茶店の場合、

来店する→席に座る→メニューを見る→オーダーを取りに行く→注文する→作る→食べ終わるのを待つ→帰るのを待つ

みたいな流れになるので、30分はゆうにオーバーします。

最初は「売上になるから」と我慢していたのですが、私も仕事の後に予定を入れていたりして時間が間に合わなくなるのでイライラしていました。

仕事で収入を得るのは大事ですが、自分の時間も大切にしたかったのです。

しかも、閉店時間がかなりオーバーしているのに、食べ終わってもマンガを読んでいつまでも帰らない。

最初は帰るまで延々待っていましたが、ある時期から食べ終わりと同時に「閉店です」というようにしました。

朝の時間の場合は最初はオープン7時を守っていたのですが、6時30分過ぎに来てドンドンと入り口を叩いて「早く開けろ」という人が来始めました

一度早くあけたばかりに、毎回早く来るようになり、開店準備をしてるのに「開けろ、開けろ」と。

これは張り紙をして「営業時間外の対応は致しません」と対策しました。

この文章を読んで、お客様の立場から見ると「なんと身勝手なマスターや」と思う人もいるかもしれませんが、店の立場からすると「こちらの決めたルールに従えないなら来なくていいです」という思いです。

そう、お客様は気に入らなければその店に行かなければいいのです。

よくSNSでもわざわざ毎回悪口を書き込んだりする方がいますが、気に入らなければ見なければいいのに…

わたしのYou Tubeチャンネルも、今は悪いコメントはありませんが、始めた6年前は「〇ね」とか書かれています。

一時書いていたブログにも毎回ご丁寧に悪口を書き込む人がいて、「構ってほしいのかな?」と思ったりもしたことがあります。

互いに、嫌なら接点を持たない。これがいいのではないかと思います。

文章が支離滅裂になりましたが、また次回も書きます…









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