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オセロ

パス貰ったから書くぞい
わたしは偏屈なので、謎の対抗意識を燃やして
お題「オセロ」に挑みます。

オセロの思い出で一番に頭に浮かんだのが、高校生くらいの時に弟にシンプルな敗北を喫した時の話。
わたしは長女だから、子どもの頃は弟や妹よりも当然勉強だって進んでたし、ゲームだって勝ちやすかった。それが普通だった。

けれどあの時、普通に弟とオセロをやって普通に負けて、わたしは「姉なのに負けちゃったよ〜」とちょけながら、実は少し恥ずかしくて、それと同時にどこかでそっと《お姉ちゃん》の終わりを悟った気がする。

自分が勝てる面ばっかり見てただけで、実際のところきっともっと前にわたしの《お姉ちゃん》は終わっていたかもしれないし、今になって振り返ることで自覚したくらい些細だけれど、わたしなりに少しだけ大人になった瞬間の話。

こういうの見つかるの楽しいね。タイムカプセルみたい。
相方へのパスは「時間」にしようかな。
そんでこんなハイペースなのも今のうちかな。

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