2019年の総括と今後の抱負

※こちらは他のブログサイトに投稿していたものを移植したものです。

ついに新年が明けてしまった。
毎年この時期になると「去年の今頃となにも変化してないやんけ…」と鬱っぽくなってしまうのだが、下を向いていても仕方がない。

2019年は一言で表すと「やりたいものが何か?を探す年」だったと思う。
大学入学してから絵を描くようになって、ゆくゆくはイラストレーターになるものだと信じて疑わずにやってきた。ありがたいことに仕事もほんの少しもらえるようになってきたが、「何か違う」という感情を抱いてそのアカウントでの活動ごと辞めてしまった。

憧れの人の絵柄を真似して無理して描き続けてきたからだとか、そもそも絵仕事自体が自分にあってなかっただとか原因はいろいろあるとは思う。しかし、心にはぽっかりと穴が空いてしまった。目指すものとかがなくなった日常は本当に退屈というか苦痛なもので、無理やり仕事を頑張ることで紛らわしていたが、このままではいけないと思い立ち、次なる目標になりそうなものを見つけようと初詣で神様に口上したのが2019年の1月。

ざっくりとそれぞれの月に起きた出来事を羅列するとこんな感じだ

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1月〜3月
仕事が忙しすぎて死んでいた。新卒がやる範疇を超えるようなプロジェクトでひいこら言いながら夜も遅くまで残って仕事していたため、絵すらほとんど描けなかった。

5月
コミティアで本を出した。
「なんでも一回は試してみたい」精神の一貫で、一度コミティアに出店をしてみたかった。たわいもないオリジナルキャラのキャラデザ(?)本を出した。
フォロワーもほぼいないSNSアカウントで告知して、配置もよくわからない創作コーナー(?)みたいなとこに配置されたにも関わらず、20部弱売れた。
スケブ書かせてくれた人に「次も楽しみにしてます」って言われたのに答えられてない…。しばしお待ちを。

10月〜11月
5月以降、ほぼ無だった男に「麻雀」という趣味ができる。Mリーグが始まったのもあって熱は加速。社員と卓を囲んだり、雀魂というネット麻雀ゲームを終業後に飽き足らず休日も費やしてやり続ける毎日を送った。

12月
突然思い出したように漫画を描きたい、と思うようになった。
漠然と「クリエイターになりたい」という思いが消えておらず、それであれば歴とした職である漫画家を目指すのがいいのでは、と思ったからだ。本業の他に収入が欲しいというのもあるが、漫画家は子供の頃からの夢でもあった。

実は5月にコミティアに出てからちょこちょこ自分でストーリーを考えたりしていたのだが、考えたものを自分で「これは面白くないだろう」と判断して辞めてしまったり、起承転結を考えるまでにキャラの設定を深掘りしすぎてモチベがなくなったりと、結局1個も漫画を描けてなかった。

そうなると当然「俺は半年何をしていたんだ」となる。自分が納得できる話ができるまで考えるよりも、「これなら描けそう」という話でさっと漫画を描いてみる方がはるかに経験値は得られる。漫画はストーリーだけでなく、作画をするにも「コマ割り」「ペン入れ」「トーン貼り」などの工程があるからだ。
「とりあえずアウトプットすることの大切さ」を実感し、ちょうどジャンプルーキーでやっていたTwitterラブコメ漫画賞に作品を投稿した。
今2作目を描いている。漫画って難しいなぁ(x回目)

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今年度の抱負としては、去年の反省も踏まえて「とにかく物を作る」年にしたいと思っている。そのためにコミケなどのイベントにも積極的に参加していきたい。
今のところ明確にやりたいと思うのは、成人向け漫画を描くことだ。乏しい画力をなんとか上げて、冬ごろにイベントでデレマスのちひろさんのエロ漫画を描くのが目標。来年の今頃は何をしているのやら。

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