オンラインイベントについて考える

こんばんは。オタクです。

最近のオタク業界はこれでもかっていうくらいピンチです。

先日オーイシおにーさんがTwitterで「アニサマの収益がヤバそうやからCDだけでも買ってくれ!(意訳)」みたいなツイートをされたみたいなのもありましたね。

まあ私自身ただの1オタクにすぎないので本当にヤバいのかどうか実情は知らないのですが、昨今CDが売れなくなってる中で、ほとんど全てのオタクコンテンツは「アーティストと一緒に一生に一度の時間を共有しよう!」みたいな感じでライブやイベントでの収益をメインにシフトしていっており、ライブが開催できないというのがヤバいですよ状態なのは誰の目にも明らかでしょう。

一言でオタク業界と言っても声優やアーティストだけでなくマネージャーやプロデューサー、作曲者やらバンドの人たちやら、その他たくさんの人たちが関わってくれていて。まあこういうときこそ改めて感じるありがたさみたいなのはありますね。

そんな中、こちらの対談がとても興味深かったです。

DIALOGUE+というグループはユニゾンの田淵さんが音楽プロデュースをしている新人声優アイドルユニットってことでぼくもめちゃくちゃ注目してる推し得コンテンツだと思ってるんですけどもまあそれはとりあえずさておき。

この対談を簡単に要約すると、いろいろ活動が制約される中、新曲を"リモート制作"したりライブを有料配信したりで今の時代に合わせた挑戦を進めてますよみたいなお話。

特にオンラインライブについては詳しく考察されていて、めちゃくちゃなるほどなと思いました。

詳しく気になる方は是非は読んでいただけたらと思いますが、一番の問題点として挙げられてるのは「オンラインライブ=生ライブの劣化」みたいな価値観をどのように更新していくかといったところについて。

最近過去のライブをタダでネット配信するみたいな流れもできていますが、その中でお金を取って配信するというのは結構な挑戦だと思います。

そもそもそう簡単に客が集まるなら多くのアーティストがその形態に移ってると思いますが、現状そこまでではないでしょう。

ライブの"生"の良さをオタクに感じさせたことがここまで裏目になるとは思いませんでした。

またおそらく人間の中でもオタクという生き物は特に現物崇拝主義みたいなのが強い気がしますが、これも特典商法でCDを売ってきた弊害みたいなところもあるでしょう。

せっかくインターネットが普及しても、オタクという生き物はアナログの世界の中に飼い慣らされていたのです。

このオタク達をデジタルの世界に引っ張り出すのは簡単ではないと思います。おそらくどの運営も苦戦するでしょう。

でもその中で挑戦するっていう姿勢には尊敬しますし、ぼく自身も「お試し」として今回のオンラインライブに参加してみようと思っています。

チケット代は3500円。ちょうどアルバム1枚くらいの値段でしょうか。もしくはライブビューイングくらいの値段でしょうか。前者は十数曲とかを一生聴けるようになるし、CDというモノとしてずっと手元に置いておけます。後者は他の参加者らと一緒に盛り上がり、現地ほどではないかもしれませんが、思い出として残していけると思います。

寝転がってお酒を飲みながら観るライブ。Twitter等で実況しながら観るライブ。オタクとスカイプかなんか繋ぎながら観るライブ?。1オタクとして楽しみだなとワクワクしてます。(たぶんどれもしないけど)

てことで。DIALOGUE+はまだまだ"青い"声優さんたちが多く、個人的には久しぶりに"""来たな…"""と思わされたグループです。これからの時代のライブを見るという意味でもみなさん良ければ参加してみてはいかがでしょうか?(こんな締め方でいいのか…?)


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