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山という漢字の成り立ちについて(チームバベル)

がんきゅーです
今回は2024年2月11日~12日開催のプレイヤーズコンベンション横浜の2日目のイベント、チームモダンに参加してきました

なお1日目はレガシー選手権受付開始から気を抜いてたら定員いっぱいになったので不参加、その代わり5,6年振りの面々とのモダンキューブドラフトに興じてきました

裂け目の突破エターリからエムラ捲りました

はじめに

さて、記事にはしてませんが前回愛知ではチームレガシーで3人ギャラクシーカスケード(ミシシッピリバー)をしてきました
そしてチームメイトのがばせら兄貴がチケット消費すべくターボタウンにて...

ヤハ

この二つが重なるともうやる事はひとつじゃんね

本戦は参加出来ましたか...?

この会話が2023年12月19日、サイドイベントにチームモダンすら発表されてませんが順番的にやるだろという事で一瞬でバベルチームが結成されました

当初は純正(?)の機知の戦い+インカーネーションやオムナス等のカードパワーの高いカード、ランパン等を詰め込んだバベルにしようと思ってましたが、イクサランの各種発見土地を見てここから始動出来たら凄そう...凄そうじゃない...?
という事で出来たのがこちら

バベルとはいえ1本太めの勝ち筋欲しいよねという事で考案したのが発見型のバベル
パイオニアをやっていた方なら記憶に新しい《地質鑑定士/Geological Appraiser》から《異界の進化/Eldritch Evolution》を捲り《嘶くカルノサウルス/Trumpeting Carnosaur》を出してクローン系のカードをいっぱい捲って大量のカルノサウルスや《クイントリウス・カンド/Quintorius Kand》の常在で勝つというコンボです

エレファントカシマシは毎日聴くくらい好きです
DestinyとIt's only lonely crazy daysとP.S. I love youが最高なので聴いてください
この土なら良いサイバイマンが育つぜ

カードの採用理由とか書いてたら5万年かかりそうなので割愛、感じ取ってください

この発見型からチームメイトのぶんまる氏はカスケードバベルと派生したのですが結果的にはモダンの環境では発見はあまりにも遅すぎました


取り敢えずデッキを組み終えたので一人回しをしていたらふと疑問が浮かび上がりました

「バベル使ってるみんなはどういうふうにシャッフルしてるんだろう」

取り敢えずGoogleで「バベル MTG シャッフル」等色々な検索ワードで調べても全く出て来ず...

元々レンオム、独創力やEDHをプレイしていたりとフェッチから必要色を考えてトライオーム決める機会が多かったので

「フェッチ切って○○のトライオーム(居室や塔、庭等)探しておくので進めておいてください!」

ってすぐに言えるように練習してましたが、割とスグに慣れたと思います
シャッフルの仕方よりも先にやる事宣言してからの「先進めておいて!」がベターでしたね
プレイの練習に関しては同じ手札になる事がほとんど無さすぎて精神と時の部屋くれってなったので諦めました()


チームモダン当日

先程書いたように発見はモダンにおいては遅すぎました、戦績と共にレポートしたいと思います

取り敢えず1回戦開始前にジャッジステーションにて使用するデッキがバベルなのでライブラリーを複数に分ける等します、ゲーム開始時に対戦相手にもその旨をお伝えしますと報告をしておきました

チームメイト

がばせら兄貴

ぶんまる兄貴


1戦目 緑トロン後手

俺はデッキが塔なんだが

1本目
《森の占術/Sylvan Scrying》を打ってきたので《発展+発破/Expansion+Explosion》の発展でコピーし、《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》をサーチし、お相手は2枚目の塔を確保していたので魔力炉と鉱山どちらを割るかの選択に
考えてもしょうがないので取り敢えず魔力炉を叩き割ると手札から即座に魔力炉を置かれ、《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》により土地をイジメられ負け

2本目
《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》から《石の脳/The Stone Brain》を取ってきてそのまま使用、《機知の戦い/Battle of Wits》をコールされ、次のターンに《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》を回収される
カーンを何とか《力線の束縛/Leyline Binding》で対処するも、次ターンに《忘却石/Oblivion Stone》を起動してきたので《徙家+忘妻/Consign+Oblivion》の徙家を自分の力線に打ち、一時的に人質解放と共に忘却の波へと消えていきました
その後はこちらの動き出しよりも先に対戦相手のウラモグによる土地イジメにより敗北

××


2戦目 ドメインZOO後手

普通に2週間くらい前には180円で買ってたので今の価格にビビり散らかしてます

1本目
ゲーム開始時に🌈虹力線🌈こと《ギルドパクトの力線/Leyline of the Guildpact》を設置、お相手の先手2ターン目から
「これもう行っちゃって良いよな...」
といった旨の呟きから放たれた正真正銘唱えられた一発目の呪文は《部族の炎/Tribal Flames》
「くっ...バベルと見て早期に畳みに来たっ...!正解や...」
と思いつつ《発見+発散/Discovery+Dispersal》でとにかく時間稼ぎの出来るカードを探しに行くも僕の脇に置かれているライブラリーは252枚から初手諸々差し引いた240枚そこいらに対する諜報2は、普通のデッキの価値に換算すると諜報0.4くらいか、そらなんも見つかりませんわ!と言うてる間に無敵最強《ドラコの末裔/Scion of Draco》《稲妻/Lightning Bolt》で駆け抜けていきました

2本目
クリーチャーにより早めにライフを詰めてくる相手に対し《マグマの陥没孔/Magmatic Sinkhole》を増量するのですが252枚分の2枚が4枚になったとてどないやねんという
初手は4ターン目の発見は叶わないものの、《路傍+瓦解/Road+Ruin》によりランパンと盤面の除去が出来る上に《解任+開展/Depose+Deploy》による時間稼ぎも見え、ドラコを盤面に置いておきながらの《隠された瀑布/Hidden Cataract》系の土地による発見起動が出来そうという満足な手札
それに対しお相手は虹力線を設置、2ターン目に《縄張り持ちのカヴー/Territorial Kavu》からの続けてドラコ君を投下
ウルトラ呪禁ビート(2ターンクロック)により時間稼ぎも叶わずライフは消し飛ばされました

××


3戦目 ボロスバーン後手

絶対ボロス関係ないお侍ちゃんが拳振り上げてるのエモい...エモくない...?

1本目
《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》のご挨拶からスタートし、次ターンも速槍稲妻と熱烈なお出迎えから3ターン目に《乱動する渦/Roiling Vortex》

ランドスルーズって聞こえて何そのカードと思った事いっぱいあります

オ゛ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ーーーーーッッッッ!!!!!!!

2本目

続唱等々増えてる昨今とっても良いカード✨

オ゛ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ーーーーーッッッッ!!!!!!!

××


4戦目 松屋(会場内)先手

期間限定のシュクメルリ気になります

500円を支払い牛めしを確保するも電子レンジの列は桜木町駅まで伸びてるんじゃないかほど並んでいたので投了しかけるも七味唐辛子を3つピックし、全てぶち込むことによりあたための代用(?)とすることに成功(?)、プレイを魅せました

byeです

Whyソースハードブラック弁当

5戦目 鱗親和先手

40K版ホンマにカッコイイ

1本目
《硬化した鱗/Hardened Scales》
《オゾリス/The Ozolith》と不穏な滑り出しから《アガサの魂の大釜/Agatha's Soul Cauldron》《歩行バリスタ/Walking Ballista》をX=0した後、《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》からの毒殺は瞬く間でした
2本目
お相手墨蛾2枚から《継ぎ接ぎ自動機械/Patchwork Automaton》を投下し、速度的には微妙な見た目に対しこちらは力線の束縛2枚と《マグマ・オパス/Magma Opus》《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》といった発見とは別方向のプラン
1回目の束縛は《救済の波濤/Surge of Salvation》され、《微光蜂、ザーバス/Zabaz, the Glimmerwasp》等を《粉骨+砕身/Reduce+Rubble》で捌きつつ相手の手札は0になり絶好のギアハルクオパスのチャンスとなりつつもライフが4まで落ち込んでいたため相手の攻撃クリーチャー指定前に動く事に
墨蛾に4点、ザーバスと《搭載歩行機械/Hangarback Walker》をタップしようとするもお相手は《蛇皮のヴェール/Snakeskin Veil》をトップしており、鱗と併せパワー4と飛行を持ったザーバスに刺される
アップキープに出していれば蛇皮のヴェールはケア出来たものの電結の荒廃者の場合は無抵抗毒殺案件だった為見えていない蛇皮を気にする事が出来ませんでした...

××


6戦目 無

僕あんまり山一つに積み上げなかったので写真撮ってくれた方は映える機会少なくて申し訳なかったです

バベルの風圧により対戦相手が来ませんでした🥲

7戦目 アスモ御霊 先手

僕はティナって呼んでます、キモいって言われました


1本目
《思考囲い/Thoughtseize》により手札の実が無くなってしまったものの、トップから機知の戦いが降ってきたので《ウルザの物語/Urza's Saga》の2章能力、次ターンに3章誘発スタックで2章能力はスルーし、3章の誘発はタップアウトを確認した為《覆滅+複製/Repudiate+Replicate》の覆滅で打ち消し
帰ってきたターンに機知の戦いをポン置きして勝ち

2本目
1ターン目《通りの悪霊/Street Wraith》サイクリングにより《アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar》を展開、その後思考囲いにより《波起こし/Waker of Waves》を落とされ、3枚目の土地がラグってしまい《地獄料理書/The Underworld Cookbook》《楕円競走の無謀者/Ovalchase Daredevil》により果て無き力を得た構築物トークンに轢かれる

3本目
初手機知の戦いのルートが見える手札をキープ
お相手は悪霊サイクリングからティナを展開、思考囲いから機知は抜かなかったので速度が出せそうだなと思った所に《執念の徳目/Virtue of Persistence》でティナを除去、サーガから構築物と共に《機能不全ダニ/Haywire Mite》が先置きされたので構築物と共に《大群退治/Vanquish the Horde》で盤面さっぱりにして機知の戦いの"圧"かける
これに対しお相手は地獄料理書のレシピを参考に《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を美味しいキノコ炒めにしたと思ったら《御霊の復讐/Goryo's Vengeance》によりエメリア様がオバケになって復讐しに来る、君を料理したのは僕じゃないんだが?

○××

結果
0-2
0-2
0-2
bye
0-2
bye
1-2
ゲラゲラ🤣


イベントを終えて

楽しかった(雑)
まず気になるであろうデータ

ライブラリーを崩してしまった回数 : 0回

引き分けになった回数 : 0回

まぁまずライブラリーが崩れる心配についてですが

スリーブ3重によりなんか安定して倒れにくくなる代わりに天に一歩近付きます

上記のように山札を2ないし3つに分割することでリスクを軽減
そして最初の方に書きましたがバベルのシャッフル云々について検索している時に出てきたのが

親の顔より見た記事

いやもう最初にこのデッキを組むに際し思い出す記事ですからね...
と時間切れに関してですが、圧倒的敗北を喫したとはいえほぼ毎回22分くらい時間残ってたので3戦目も戦えますしチームメイトも時間切れになったのは比較的もつれ込んだ最終戦1回だけだったので練習(?)の成果は出たかと思います

ただ間違いなくデッキのシャッフルが果てしなく労力のかかるデッキでした
デッキを組む段階から基本土地は白枠にする、トライオームはボーダーレス(ショーケース版)にする、けち屈葬等を用いたオーソドックスなバベルにせよ山札から探すカードはサーッと見た時にすぐ分かるようにしたい所ですね

自分は結構好きではあるものの、もう持ってるという理由で買ってこなかったSLDですが、枠からして特殊な見た目のカードなんかも増えているのでこういうのも集めてみようかなといった気持ちになりました

かわいい

また、バベルの構築についてですがモダンを数年くらい色々なデッキを触ってきた方ならストレージのカードに機知の戦いを4枚突っ込むだけでそれはもうバベルなのでは?と言うくらいに各々のリストにその人の歩んできた歴史のような物を感じられるのでとても面白いです
ちなみに僕は全然新しいギミックに手を出したので普通にデッキの大半を買うことになりましたが...

これってお晴れ様がバベルスポンサードしてくれたって事っすよね?(超解釈


総括

今回初めてのバベル構築の為に協力してくれた友人、お店、チームメンバーとおうちでレガシーやガバ部クソデッキ部の皆様
そしてそんな拙いバベルと対戦してくださった会場の方々、声をかけて下さった方々に𝑩𝑰𝑮 𝑲𝑨𝑵𝑺𝒀𝑨...

イベント終了後にも何人かの対戦してくださった方からDMにて貴重な体験をありがとうという旨のメッセージを頂き本当にありがとうございます😭

発見型は十中八九辞めますがバベルというデッキにかなり愛着が湧いたので形を変えてまたどこかで出現するかもしれません、その時はよろしくお願いします

他言語コレクターはエンドユーザー故
山の美しい姿は主峰があって、その左右に山容が連なるという形
チームバベルはまさに"山"という漢字の成り立ちそのものであった
公式にて撮られたメンバー以外のガバ部部員はスタンプ処理してます
6-2レガシー選手権プライズ圏内おめでとう!nomaolさん!(左奥)

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