4日目

前立腺以外の部分に転移が見られない限局性の場合、がん組織全てをごっそり取り除いて再発率を出来るだけ小さくする根治療法として、前立腺の全摘がある。

全摘の方法としては下腹部を切開して正面から前立腺や精嚢取り除く恥骨後式のほか、腹腔鏡式、会陰式があるが、いずれも体への負担や術後QOL低下が大きく、自分としては出来ればやりたくない。

全摘とほぼほぼ同等の治療効果が得られる、重粒子線治療を選択する気持は今日になっても変わらないが、妻や娘から万一の再発時に、残る治療手段としての選択肢が、全摘手術の場合には重粒子線治療とホルモン療法、化学療法の3つがあるが、最初から重粒子線治療を行った結果再発した場合、残る治療手段が少ないので、最初は全摘を選択すべきでは?と言われて、正直困っている。

全摘ではなく、最初から重粒子線治療を選択しようとする、自分なりの理由については、あらためて明日述べたい、、、

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