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おはぎについて。

最近、毎日のようにトラクターに乗り込み、ひたすら代かきをしている。
昨日も書いたが、朝は軽トラで田んぼをぐるぐる見回って、水の入り具合を見つつ、田に水を引き込んだり、水が田んぼから漏れていないか確認をする作業をしている。

この朝のルーティンはものすごく頭を使う作業である。

Aという田んぼに水を入れる場合、その水の量によって何時間くらい入れておくか、いつ止めにいくか、次の作業のためにどれくらい水が必要か、などと検討をする。

次にBの田んぼに行って、また同じことを考える。

ところが、Cに行ったら、水が入れたいのに用水に水がなくて、入らないことがある。そしたら再び夕方頃に水を入れに行ったりしなくてはならない。

このような感じで、50枚くらいの田んぼがあるので、どの田んぼがどういう状況になっているか、最終的に整理して次の水管理のタイミングを検討したりもするわけで、とにかく頭が忙しい。

しかし、この朝のルーティンを終えて、トラクタに乗り込み、代かき作業を始めると、ひたすら同じ作業の繰り返しである。田んぼによってもちろん形が違ったり、土のぬかるみ具合とか、違うことで頭を使うこともあるけども、目的は一つ。代かきをすることなので、それほど迷ったり検討したりすることはない。

すると、頭の容量が少し余裕があるせいか、不思議と今度これやってみたいなーとか、アイデアがふつふつと湧いてくることがある。

その中の一つが”おはぎ”である。

コロナも落ち着いてきた頃から、イベントが少しずつ復活してきている。
僕らも久しぶりということもあって、なるべくスケジュールが許す限りはお誘いいただいたイベントに参加している。もちろん販売するのはお米や本みりん、味噌などであるのだけれども、、、、

前々からお米の販売に物足りなさを感じているというか、
もう少し、来てくれたお客さんに楽しんでもらえるようなモノを販売できないかと思っていたのだ。お米はどうしても、持ち帰ってから炊いて楽しんでもらうもの。

例えば、イベントに来てクレープを買ったり、わたあめを買うように、その場で楽しんでもらえるようなものを、自分たちの作ったものから新たに作り出せないか。

そこで、思いついたのが”おはぎ”である。
もち米はもちろん栽培してるけども、幸いなことに小豆もさきちゃんが栽培してくれている。作れるじゃん!と思いついた。しかし、誰が作るの!?である。

ここが大きな壁ではあるのだけども、最近作ってくれそうなパートナーと出会うことができた。イベントでおはぎ販売できる日も近いか!?

がん!がん!がん!

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