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農作業記#6「田植え機の整備 その2」

前回の田植え機の整備では、オイル関係の交換を行った。

これで終わりでもいいかなーと思ったのだけど、
一応植え付けをするための爪の部分を確認した。

と言うのも、植え付け部は去年の冬に全部分解して清掃して、
さらにダストシールというパッキンも交換したので、大丈夫かな!という
期待があった。

この植え付け部は苗を植え付ける部分。
従って、田植えの時に直接田んぼに触れる部分でもあるし、何万回?というくらい苗を田んぼに植え付けるわけで、、、

*ざっくり計算したところうちの耕作面積だと、約95万回植え付けてるみたい。

ということで、植え付け部には相当な負荷がかかっている。
それに、泥水が植え付け部の内部に侵入するリスクが常にあって、
パッキンで守っているわけなのだけど、これだけ負荷がかかっていれば
当然、パッキンも摩耗して泥水が入ってくることもある。

念には念をと思って、植え付け部の内部を確認したらー!

8個の植え付け部のうち半分くらいは恐らく泥水が入っている様子。
十分に入れておいたグリスが汚れて、水で少し薄まっていたのだ。

これは見過ごすわけにはいかぬ。ということで、いざ分解清掃することに。
パッキンの方は交換するのに結構お金も時間もかかるので、とりあえず今年はこのままで。来年はまた交換することにしよう。ということに。

ひとまず、分解をして、植え付け部にたっぷり入ってる汚れたグリスを洗浄していく。使うのはパーツクリーナー。

それと、分解したパーツ自体もグリスで汚れているので一つ一つ綺麗に洗浄していく。ここで使ったのは灯油である。灯油で洗うとグリスなどの油は綺麗に落ちるのである。

植え付け部の部品を洗浄したところ

これで大体の洗浄は完了。で、今日はここまで。

あとは植え付け部の蓋を閉める時に、液状ガスケットで水が侵入しないようにしてあったのだけど、そのガスケットが蓋にこびり付いているのでそれを綺麗にスクレイパーで取れば、完了である。

再び、植え付け部の内部にたっぷりとグリスを充填して、液状ガスケットを塗ってから蓋を閉めれば完了。いつでも田植えができる状態!
半日もあれば終わるかな。

農作業の方は、メンテはこれで一区切りになる。
来週には肥料を搬入して、肥料まきの準備。
あと2回目の田おこしも3月前半までに終わらせたいところ。

苗間の田んぼも晴れが続いていていい感じに乾いてきているので、予定通りハウスを建て始めることができそう。

3月は忙しくなるな!

がん!がん!がん!

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